肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第53回
食べておいしかったらクラウドファンディングで出資も!
年間200頭の希少肉「舞豚」しゃぶしゃぶを食べられる店が上野に
2016年01月05日 17時00分更新
そもそも舞豚ってなーんだ?
さて、しゃぶしゃぶを堪能して舞豚がおいしいというのはわかったのですが、舞豚っていったいどんなブランド肉なのでしょう。
実は舞豚、比較的に新しいブランド。
というのも、舞豚の生産する中村種豚場は4代にわたり豚のブリーダー業を営んでおり、もともと独自に食用の豚を手掛けていたわけではありませんでした。
近年、養豚場の減少にともないブリーダーの需要も減ったところで、長年培ってきた品種のノウハウと純粋種の豚を持っているという強みを生かして、現取締役社長である中村臣助さんがオリジナルブランド“舞豚”を新しく開発。
脂肪が甘くきめ細やかなバークシャー純粋種と、サシが美しく締まりがあるデュロック純粋種をかけあわせて、両者の良いとこどりの「肉質がきめ細かくしっとりした奥深い甘み」が特徴の舞豚が生まれたわけです。
見た目は、茶色の体毛に黒の斑点があるのが特徴。
『長崎しまばら しゃぶしゃぶ 舞豚』では、手拭いが斑点デザインだったり、ところどころに舞豚をイメージしたデザインが盛り込まれているので、注意してみてみると良いでしょう。
感激するのが、こういった舞豚成り立ちのストーリーを、中村種豚場の一族である女将さんが、各席で丁寧に説明してくれるということ。
「豚の話なので嫌がる人もいますが、食育の一環と考えています」ということ。
美人女将に会いに行くという意味でも価値がありますよ!

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