PCパーツショップの「ドスパラ」からWindows 10 Mobile端末が発売された。販売価格は1万9980円(税込)。今回はWindows 10 Mobileって何? という素朴なギモンから、注目の新端末の使い勝手まで徹底チェックしてみる。
Windows 10 Mobileスマートフォンって何?
2015年9月、サードウェーブデジノスは年内にWindows 10 Mobile端末をリリースすると発表していた。サードウェーブデジノスは秋葉原をはじめ全国に展開するPCパーツショップ「ドスパラ」と同様、サードウェーブのグループ会社だ。そして約束通り、12月14日からWindows 10 Mobileスマホ「Diginnos Mobile DG-W10M」(以下DG-W10M)の一般販売がスタート。現在ではドスパラの各店舗やウェブサイトで購入できる。
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Windows 10 Mobileは、Windows 10のモバイル端末向けOSのことで、以前は「Windows Phone」と呼ばれていたもの。Windows 10は7月末にリリースされ搭載端末も続々発売されたが、Windows 10 Mobile端末のリリースは遅れていた。11月後半からやっと待望の正式製品が登場し始め、「DG-W10M」もお目見えしたというわけだ。
Windows 10はPCやタブレット、スマホ、ゲーム機、IoTに至るまで統一した操作感で利用できる、と銘打たれている。Windows 10 Mobileはスマホ向けのエディションという扱いだ。当然、Windwos 10を搭載するPCと同じマイクロソフトアカウントで利用できる。さらに、Windows 10のアプリは基本的にユニバーサルアプリなので、同じアプリをあらゆる端末で利用できる。
iOSのApp StoreやAndroidのGoogle Playストアのように、Windows 10ではWindows Storeからアプリをダウンロードできる。今のところ、まだ本数が多いとは言えないが、数も増えており、定番アプリは出揃いつつある。iOSの「Siri」やAndroidの「Google Now」のような音声アシスタント「Cortana」も用意され、すでに日本語にも対応している。モバイル端末向けのOfficeアプリもプリインストールされているので、ビジネスユースでもOK。
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