バッテリー駆動時間を実測で前モデルと比較する
最新のオクタコアCPU搭載となると、気になるのはバッテリー駆動時間だ。そこで、WiFi接続でYouTubeのHD画質動画を連続再生して駆動時間を比較してみた。画面の明るさは自動設定をオフにし、50%に統一している。
なお、「Xperia Z4」と「Xperia A4」は発売から時間が経っているモデルなので、バッテリーの劣化により電池持ちがやや落ちている可能性がある。
結果、バッテリー持ちでは「Xperia Z5」シリーズが優秀なことが確認できた。動画再生でのバッテリーテストでは画面サイズの小さい「Xperia Z5 Compact」や「Xperia A4」が有利なはずだが、「Xperia Z5」も長時間動作している。「Xperia Z4」の駆動時間が短いのは、発熱などの問題で消費電力に対するCPUの処理効率が落ちているものと推測される。バッテリーのもちに関しては、「Xperia Z5」シリーズに買い替えて不満に感じる部分はなさそうだ。
ストレージ容量を確認
最後にストレージ容量について確認しておこう。「Xperia Z5」と「Xperia Z5 Compact」ともに内蔵ストレージは32GBで、最大200GBのmicroSDXCカードにも対応している。
実際のストレージ容量をドコモ版の「Xperia Z5 SO-01H」と「Xperia Z5 Compact」で確認したところ、両機種ともに32GBのうち約20GBぶん空きがあった。実際にはアプリのアップデートで少なくなるが、十分な容量といっていいだろう。多くの楽曲や動画を持ち歩きたいなら、microSDXCカードで容量を増やすこともできる。これはiPhoneにない利点だ。
プリインストールアプリは、Xperia Z5のみNOTTV(2016年6月30日終了予定)アプリが搭載されているのと、テレビアプリがフルセグ対応という点以外はほぼ同じだ。
→次のページヘ続く (Z4からZ5への買い換えはアリか?)
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