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実例に学ぶ!安心感を演出するショップ写真の撮り方 (2/3)

2015年12月10日 12時00分更新

文●岡田陽一/ふわっと

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2.店内小物

カラフルなサンプルネイルチップは絵になるカットの1つです。撮り方は撮影者のセンス、腕のみせどころです。正面から漫然と撮るとカタログ写真になってしまいます。被写界深度を浅く(絞りの値を小さく)前後がボケるように撮ると、バナー画像の背景などデザイン要素として使いやすいイメージ写真になります。説明的に使用する場合は、きちんと絵柄がわかるように、正面からの写真も必要です。

残念写真のように撮ってしまうと、カタログとして使うのには切り抜きをしなければならず、イメージカットとしては情緒に欠けます。あらじめ写真の用途を考えて撮っておけば、後の作業がラクになります。

照明とカメラ位置

ネイルチップは、施術場所にあったデスクライトを使いました。斜めから光が当たるようにネイルチップをセットして、カメラ位置を動かしながら(撮影者が動く)さまざまな角度から撮影しています。

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デスクライト

お店の雰囲気を伝える写真も撮っておこう

最初から予定していた写真だけではなく、お店の雰囲気が伝わる写真も撮影しておきます。

親しみやすく、くつろげる雰囲気が表れている小物や待合スペース、ネイルの道具、彩り豊かなネイルの塗料や装飾アイテムなど、いろいろな場面を撮っておきます。表情豊かなWebサイトのデザインにつながります。

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小物写真の例。「小物」といってもイスなど大きなものも含まれる

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