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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」第52回

『モンスト』躍進が目立つ! アプリシェア2015

収益性が高い日本スマホアプリ市場! DL数7位だが収益は2位

2015年11月20日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●ASCII.jp

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現在の国内トップアプリは「モンスターストライク」

 では、最新のアプリ売上ランキングを見ていこう。アップアニーiOSトップアプリチャートによると、2015年11月時点の日本におけるiOSのトップセールスアプリは、以下のようになっている。

iOSトップセールスアプリ(2015年11月時点)
順位 アプリ名(パブリッシャー名)
1位 モンスターストライク(mixi)
2位 パズル&ドラゴンズ(ガンホー・オンラインエンターテイメント)
3位 ディズニーツムツム(LINE)
4位 白猫プロジェクト(コロプラ)
5位 アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(バンダイナムコ)
6位 グランブルーファンタジー(Cygames)
7位 実況パワフルプロ野球(コナミ)
8位 星のドラゴンクエスト(スクウェアエニックス)
9位 LINE(LINE)
10位 Game of War Fire Age(Machine Zone)

アップアニー調べ。


 GooglePlayトップアプリチャートによると、1~6位まではiOSと同様。7位が「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」(コロプラ)、8位が「剣と魔法のログレス いにしえの女神」(マーベラス)、9位が「星のドラゴンクエスト」(スクウェアエニックス)、10位が実況パワフルプロ野球(コナミ)となっている。

なんと、LINE以外はすべてゲームアプリとなっている。また、日本企業のアプリが高い人気という特徴がある。

モンストが開始から1年数ヵ月でパズドラを抜き去る

 「モンスターストライク」を運営するmixiの売上が、「パズル&ドラゴンズ」運営元のガンホー・オンライン・エンターテインメントを上回ったのは、2015年1~3月期のこと。2013年10月の提供開始以来、わずか1年数ヵ月で上回ったことになる。

 続く2015年4~6月期にもmixiは売上高500億円と過去最高を叩き出し、377億円だったガンホーに差を付けた。なお、モンストとパズドラは共に両社の売上高の約9割を占めている。

Youtube専用アニメも始まったモンスト(参考記事


 スマホゲームの栄枯盛衰は早い。たとえば、かつて“最も売れたモバイルゲーム”と言われたRovioの「アングリーバード」は、2012年には通年の純利益が5550万ユーロだったが、2013年には2690万ユーロ(約3300万ドル)にまで減少。大幅な人員削減などを行なったが、最早ランキング圏外となって久しい。

 スマホゲームアプリは収益性こそ高いが、流行は移ろいやすい。モンストがこのまま人気を保ち続けるのか、それとも新しい人気ゲームアプリが出てきて逆転となるのかに注目したい。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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