このページの本文へ

ヤフー四半期利益85.6%増、広告売上増とアスクル子会社化で

2015年11月02日 02時21分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 ヤフー(株)が10月30日発表した第2四半期(4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比22.4%増の2488億7100万円、営業利益が同60.3%増の1519億3100万円、四半期利益は同85.6%増の1247億6200万円となった。ディスプレイ広告の売上増やアスクル(株)が連結子会社になったことなどで、大幅増益となった。

 コンシューマ事業は、「ヤフオク!」の売上が増加したことやアスクルが子会社になったとで、売上高が同44.1%増の823億円、営業利益は同2.8倍の928億円となり、全売上の33.1%を占めた。EC国内流通総額は同14.9%増の6446億円となった。このうちアスクルのBtoB事業経由の売上高は163億円。「Yahoo!ショッピング」は購入者数・再購入率ともに増加。「LOHACO」と合計した取扱高は同26.7%増と大幅に拡大した。

 「Yahoo!ショッピング」のストア数(9月末)は、前年同月比80%増の34万ストアとなった。主な新規出店企業は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)二子玉川 蔦谷家電、ソニー(株)、(株)大丸松坂屋百貨店など。商品数は1.2億点から同49%増となる1.8億点、注文者数は前年同月比で2桁成長となった。

 第2四半期(7~9月)のスマートフォン広告売上高は同36.3%増の272億円となった。広告関連売上高のスマートフォン経由比率は41.4%。EC国内流通総額のうち、スマートフォン経由比率は前年同四半期比18.5%増の39.5%となった。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事