ネスレは『SPECIAL.T』の上位モデルとなる『SPECIAL.T My T.』を発表
「玉露」のためだけにパワーアップしたネスレのお茶マシンの真価は?
2015年09月30日 12時25分更新
玉露。
それは、日本茶の中でも、その心を強くあらわした高級茶。日光をさえぎって丹精に葉を育て、一芯二葉、大切に手で摘み取ってつくったもの。
茶葉自体にものすごい手が込められていますが、その繊細さゆえ、淹れ方にも手間がかかるというのが、玉露の性質です。
とある人は嘆きました。「本当にこだわって玉露を飲んだことがある人が、どれだけこの日本にいるだろうか」
玉露のために『SPECIAL.T』が進化
ネスレが販売するカプセル式ティーマシン『SPECIAL.T』。紅茶やフレーバーティー、ハーブティーなど西洋のお茶を中心に、適したお湯の温度、蒸し時間で、専用のカプセルから完璧の一杯を抽出するもの。日本では2013年9月に発売され、本格志向の人から支持を得ていました。
10月15日新たに発売される上位機種『SPECIAL.T My T.』は、玉露に対応したモデル。
玉露を淹れるには35℃~40℃程度の人肌の湯でじっくり蒸らすのが素晴らしいとされていて、60℃を超えるとおいしが壊れてしまいます。
『SPECIAL.T』は、専用のカプセルが西洋のお茶のラインナップが主力であったため、90℃以上の高温のお湯を繰り出すものでした。そこで新モデルでは、玉露をおいしく抽出するために50℃以下の低温にも対応。もちろん、従来のカプセルにも引き続ぎ使えます。
玉露のカプセル自体が今までなかったので、今回新たに歴史ある、京の匠福寿園とネスレが手を組み、共同開発した『京の匠福寿園シリーズ 玉露』カプセルが販売されます。
玉露カプセルは3個入りで2592円。1カプセル800円と、かなりお高い。SPECIAL.Tの一般的なカプセルの10倍以上です。
それも仕方なく、玉露は他にはない甘みや旨みが凝縮された茶葉を使用した高級茶。ただし、高級だからといって、普通のお茶の淹れ方では、味が壊れてしまうため、マシンに改良を加える必要があったのです。
お茶の師範の玉露と飲み比べをすると…
『SPECIAL.T My T.』の製品発表会には、日本茶から中国茶と、さまざまなお茶を試してみたというアーティストのGACKTさんが登場。冒頭の、玉露への理解について嘆きは、GACKTさんのコメントでした。
デモンストレーションとして、お茶の師範が淹れた本当においしい玉露と、『SPECIAL.T My T.』で淹れた玉露の飲み比べが行なわれました。
師範が時間をかけて淹れたお茶で一服した後、マシンで抽出した玉露を比べて飲んでみたGACKTさんは表情を変え、「びっくりですよ」とコメント。「どっちが師範が淹れたものかといわれたら、当てるのが難しい」
『SPECIAL.T My T.』で玉露を淹れる作業は、カプセルをマシンにセットして、ボタンを押すだけと、手間がかかりません。お茶の師範は美しい所作で、湯を注ぎ、蒸らすという作業を行ないましたが、京の匠福寿園の福井正興 取締役社長によると、「マシンの中で同じことをしているイメージ」ということ。
価格は1万2800円
淹れるのにも手間がかかる玉露をほぼ完ぺきに淹れられる『SPECIAL.T My T.』は、希望小売価格1万2800円。前モデルが実売6000円前後程度に下がってきていたので、ハッキリいって高いです。玉露のカプセル自体も高いため、驚きのコストに。
だけど、どれだけお金をかけても、おいしく抽出するのは難しい特殊なお茶。この旨みを味わうためだとしたら、どうでしょう。
GACKTさんは、マシンがコンパクトなので「楽屋におく」とすっかり生活の一部に加える様子でした。
【次ページでは記者が 『SPECIAL.T My T.』を試用!】

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