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パイプドビッツの「スパイラル」を採用

12万人分の個人番号をクラウドで管理へ、「ほっともっと」運営会社

2015年09月25日 13時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 パイプドビッツは9月25日、「ほっともっと」運営のプレナスグループにマイナンバー管理システムを提供すると発表した。全国の直営店1200店舗超の従業員およびアルバイト約2万5千人の個人番号をセキュアなクラウド環境で管理する。

 「ほっともっと」「やよい軒」「MKレストラン」など国内3033店舗、海外148店舗(2015年2月末現在)を展開し、年間3億食を提供するプレナスグループ。マイナンバー制度の施行に伴い、全国で1200を超える直営店の従業員やアルバイト約2万5000人とその扶養家族に加えて、店舗用土地オーナー約1000名の個人番号を、法律で定められた安全管理措置に準拠して収集・保管・利用・廃棄する必要がある。

 しかしながら、拠点・従業員ともに多いため、個人番号と証明書類番号の目視確認や、毎月発生する入退職者の番号収集や廃棄を手動で対応するには、人事部門のリソースが圧倒的に不足していた。従業員、店舗用土地オーナーそれぞれに、事務担当者と責任者が存在し、権限設定を細分化しなければならず、それも大きな負荷だったという。

パイプドビッツの調査では、71%の企業がマイナンバー対応にあたって、どのように課題整理すべきかわからないと回答している

 そこで2015年9月4日にパイプドビッツの「スパイラル マイナンバートータルソリューション」を採用。その中核となる「スパイラル マイナンバー管理サービス」により、退職者の個人番号を保管期間後に自動削除するほか、事務担当者ごとの利用メニュー制御で個人番号を安全に管理する。

 さらにカスタマイズによって、従業員保有の端末から個人番号と証明書類の画像を投稿した際に、OCR(光学文字認識)を使って一致確認と不一致時の再投稿依頼をシステム化するという。

 PaaSならではの柔軟性により、カスタマイズを含むシステム構築期間は実質1カ月程度で済み、10月上旬には納品される予定。以降、プレナス所属の正社員から順次個人番号の収集を始める。さらに今秋には、人事基幹システムと「スパイラル」の標準機能「自動リスト反映」により日時のバッチ処理を行い、新規採用者の番号追加を効率化。将来的には約12万件の個人番号を運用する見込みとなっている。

 「スパイラル」は、官公庁・金融・サービス業・教育機関など幅広い業種に利用されている情報資産プラットフォーム。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、さまざまな重要情報資産を安全なプラットフォームで管理できる。

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