Core i7でも8万9300円から! 格安「HP Pavilion 550-140jp/CT」を試す!!

高橋量、編集●ハイサイ比嘉

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CPUやストレージの種類を自由にカスタマイズできる

 次に、「HP Pavilion 550-140jp/CT」のスペックについて見ていきたい。直販サイト「HP Directplus」には、OSやパーツ構成の異なる3種類のモデルが用意されており、それぞれCPUやストレージの種類などをカスタマイズできる。モデルによって選択できるパーツが限られているため、購入の際にはよくチェックしよう。

 高いパワーを求めるなら、上位構成のほうがオプション料を含めた総額が安くなるのでオススメだ。

「HP Pavilion 550-140jp/CT」のモデル構成
モデル名 東京生産 スタンダードモデル 東京生産 Pro OS モデル" 東京生産 パフォーマンスモデル"
OS Windows 10 Home (64bit)/Windows 10 Pro (64bit) Windows 10 Pro (64bit) Windows 10 Home (64bit)/Windows 10 Pro (64bit)
CPU Core i3-4170(3.70GHz)/Core i5-4670(3.40GHz) Core i3-4170(3.70GHz)/Core i5-4670(3.40GHz)/Core i7-4790(3.60GHz) Core i7-4790(3.60GHz)
メモリー 4/8/16GB 4/8/16GB 8/16GB
グラフィックス インテルHDグラフィックス4400(CPU内蔵)/NVIDIA GeForce GT 730(4GB) インテルHDグラフィックス4600(CPU内蔵)/NVIDIA GeForce GT 730(4GB) インテルHDグラフィックス4600(CPU内蔵)/NVIDIA GeForce GT 730(4GB)
ストレージ 500GB HDDまたは256/512GB SSD 500GB/1TB/2TB/3TB HDDまたは256/512GB SSD、1TB/2TB/3TB HDDを増設可能 500GB/1TB/2TB/3TB HDDまたは256/512GB SSD、1TB/2TB/3TB HDDを増設可能
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ/BDXL対応ブルーレイディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ/BDXL対応ブルーレイディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ/BDXL対応ブルーレイディスクドライブ
最小構成価格(税別) 5万9800円 7万3800円 8万9300円

OSは全モデルで最新のWindows 10を採用している

 CPUとして用意されているCore i3-4170とCore i5-4670、Core i7-4790はすべてHaswell世代で、十分現役で通用する性能だ。ただし、パフォーマンスを重視するなら高性能なCore i7-4790を選んだほうが確実だろう。

「CPU-Z」によるCore i7-4790の詳細情報

 グラフィックス機能のオプションとして用意されているNVIDIA GeForce GT 730は、「Kepler」アーキテクチャを採用したGPUだ。旧世代のエントリー向けGPUとはいうものの、CPU内蔵のグラフィックス機能よりははるかにパワフルだ。デジタルカメラで撮影した画像を編集する機会があるのなら、ぜひ検討すべきだろう。

「GPU-Z」によるNVIDIA GeForce GT 730の詳細情報

 またNVIDIA GeForce GT 730は、中規模程度の3Dゲームなら、解像度や画質を調整することである程度快適に遊べるパワーを備えている。バリバリのゲーマーではないが、仕事や勉強の合間に息抜き代わりにゲームも遊ぶ、あるいはBD/DVDコンテンツ、ネット動画を楽しみたいというユーザーにはピッタリだろう。

メモリーは16GB、ストレージはSSD+HDDがオススメ

 メモリー容量は4GBから用意されているが、快適に利用するなら最低でも8GBは搭載しておきたい。さらに長期間使うことを考えるなら、16GBあれば安心だ。

 ストレージのオプションとしては500GB/1TB/2TB/3TB HDDと256/512GB SSDが用意されている。アクセス速度が速いのはSSDだが、HDDの大容量も捨てがたい。そこで提案したいのが、SSDとHDDの2台を搭載するデュアルストレージ構成だ。システム用のストレージにSSDを利用することでWindows 10をストレスなく使える上に、HDDをデータ保存用に使えば写真や動画などをたっぷり保存できる。

試用機に搭載されていたストレージのS.M.A.R.T.情報。SSDにはサンディスク製の256GBモデル「X110シリーズ(SD6SB1M-256G-1006)」、HDDにはシーゲート製の1TB HDD「ST1000DM003」が使われていた

試用機のパーティション構成。Cドライブには226.81GB割り当てられていた

Cドライブには188GB、Dドライブには931GBの空き容量

 光学ドライブの選択肢としては、DVDスーパーマルチドライブとBDXL対応Blu-ray Discドライブが用意されている。また標準では無線LANに対応していないが、オプションを追加することでIEEE802.11b/g/n対応の無線LANと、Bluetooth 4.0に対応可能だ。キーボードとマウスは有線タイプが標準で付属するが、オプションとしてワイヤレスタイプ(USB無線ドングルを使用)も用意されている。できるだけケーブル類を減らしたい方なら、無線LAN/Bluetooth 4.0、ワイヤレスタイプのキーボード・マウスを選ぶべきだろう。

標準付属のUSBキーボードとUSBマウス

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