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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第424回

坂と海と猫の街! 尾道でも猫写真三昧!!

2015年09月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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地元の人たちにも愛される猫

 我々も階段をおりてまた路地をふらふらと散歩すると、地元の小学生女子が「なっちゃん」って大きな声で叫んでる。

 なっちゃん?……はい、なっちゃんがいたのである。塀の上に。気持ちよさそうにお昼寝。地元ではなっちゃんと呼ばれてる猫らしい。

 斜面の山側でさらに塀の上なので、デジカメのモニターをチルトさせて腕を上に伸ばして撮ってもこれがギリギリだったのだが、なっちゃんが気持ちよく寝てるのがわかるかと思う。

 愛されてますなあ、なっちゃん。まだ若い猫だ。

塀の上のなっちゃん。なんとも気持ちよさそうな顔でしっぽを垂らして寝てました。なんか「こういうとこにいてほしいな」という場所にちゃんと猫がいるって、尾道ってすごいわ(2015年9月 富士フイルム X-T10)
塀の上のなっちゃん。なんとも気持ちよさそうな顔でしっぽを垂らして寝てました。なんか「こういうとこにいてほしいな」という場所にちゃんと猫がいるって、尾道ってすごいわ(2015年9月 富士フイルム X-T10)

 なっちゃんは気持ちよさそうに寝てるのでそのまま起こさないように真下を通り抜ける。ここ、塀と民家の裏口に挟まれた路地なのでちょっとドキドキする。

 そして路地を抜けて神社の境内に抜けようかというそのとき、奥から黒猫がにゃあとやってきて、目の前にごろん。

 人なつこい猫が来た。首に巻いた赤い布が似合う。

 よくお地蔵様が赤い前掛けをつけてるじゃないですか。あれに似た感じ。お寺から出てきたんじゃないかと思うくらい。

 ちなみに、このごろんと転がった猫の奥に見える細路地が殺気歩いてきた道。塀の上で寝てるなっちゃんのしっぽがちょろっと見えてる。わかりづらいけど、なっちゃんはあんな高いとこで寝てたのだった。よい路地ですな、ここ。

石の上でごろんした黒猫。右目上の白いワンポイントがオシャレ。この猫たくさん撮ったけど、これが一番後ろに伸びる路地の様子がわかりやすいので採用してみた。塀の上にそこはかとなくなっちゃんのしっぽが見えます(2015年9月 パナソニック DMC-CM1)
石の上でごろんした黒猫。右目上の白いワンポイントがオシャレ。この猫たくさん撮ったけど、これが一番後ろに伸びる路地の様子がわかりやすいので採用してみた。塀の上にそこはかとなくなっちゃんのしっぽが見えます(2015年9月 パナソニック DMC-CM1)

 この黒猫もう1枚。赤い前掛けがよくわかる写真を。

 右に見える侘びた階段をとことと降りてきてこの石垣に飛び乗ったのだ。

崩れかけて補修された石垣と草が生えて古びてきた階段と猫。これは渋い。首輪ならぬ前掛け(っぽい赤い布)がいいアクセントに。絵になる街に猫がいるともうそれだけでたまりません(2015年9月 富士フイルム X-T10)
崩れかけて補修された石垣と草が生えて古びてきた階段と猫。これは渋い。首輪ならぬ前掛け(っぽい赤い布)がいいアクセントに。絵になる街に猫がいるともうそれだけでたまりません(2015年9月 富士フイルム X-T10)

 このあとまだ遊び足りないのか我々を追いかけて神社まで来たけど、縄張りがそこまでなのか、帰って行ってしまったのだった。

 もうひとつ、我々が猫とたくさん出会ったのが千光寺道エリア。この界隈は、キャットストリートビューでも紹介されてるエリア。猫がいっぱいいた公園もしっかり出てくる。

 ここ、観光客がよく立ち寄るのか人なつこい猫がいっぱい。

 子猫もおりまして、もうこんなである。

こちらは山腹にある小さな公園。居心地がいいのか猫がたくさん。キャットストリートビューにも出てきた。この日も何人かの観光客が立ち寄っては猫を撮って楽しんたのであった。そんな様子を横から(2015年9月 富士フイルム X-T10)
こちらは山腹にある小さな公園。居心地がいいのか猫がたくさん。キャットストリートビューにも出てきた。この日も何人かの観光客が立ち寄っては猫を撮って楽しんたのであった。そんな様子を横から(2015年9月 富士フイルム X-T10)

 この連載では珍しく可愛い写真。

 まあ可愛い猫はどう撮っても可愛いのだけど。

 最後に、前ページの冒頭写真は千光寺山頂近くにいた猫。背景を見ると山頂っぽいのがわかるかと思う。

 山頂でのんびりと毛繕いをしておりました。

 実はもっと大勢の猫と出会ったので、また機会があれば。

 尾道に猫が多いとは話には聞いていたけど、5時間ほどの滞在でこれだけ出会えてなおかつ古社古刹めぐりも眺めも(天気は悪かったけど)楽しめるとは予想以上に素晴らしいところでありました。

 今度はゆっくり天気の良い日に訪れたいものです。

 古い街と猫を同時に愛でたい人に鞆・尾道エリア超お勧めです。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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