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ファーウェイ通信 第6回

大型スマホとヘッドセットにもなるスマートバンドとの組み合わせは◎

最強スペックの6.8型スマホ「HUAWEI P8max」はスマートバンド「TalkBand B2」と一緒に使うと、さらに最強!

2015年09月29日 11時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII.jp

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P8maxとTalkBand B2を外に持ち出した!
TalkBand B2からリモートでシャッターも切れる

P8maxとTalkBand B2を持って、実際に街に出た

 今回は、P8maxとTalkBand B2の機能や使い勝手を検証するため、両機種を携えて東京スカイツリーから上野まで散歩してみた。まずはP8maxのカメラ性能だが、以下が当日に撮影した作例だ。

 どの写真も細部まで鮮明に撮れており、その解像感には驚かされる。微妙に異なる色合いを見せる空の青や植物の緑もきちんと表現され、建物のコンクリートやガラスなどの質感もしっかりと写し取られている。カメラアプリの操作感も良好で、カメラを被写体に向けるとフォーカスがスパッと決まる感覚が心地よい。

 TalkBand B2を実際に装着して歩いてみた実感としては、着け心地が予想していたよりも良く、その存在をを忘れてしまうほどだ。また、小走りになったときはちゃんとランニングとして認識されており、その精度も印象的だった。

約33gと軽量で日常的に着けていても違和感がない。また、Bluetoothオン時の連続使用時間も約5日とスマートウォッチと比べても長い

 運動データの確認は、歩行中にサッと確認したいときはTalkBand B2のスクリーンで行ない、休憩時などにそれまでの成果を知りたいときには「Huawei Wear」から行なうとよいだろう。「Huawei Wear」のメイン画面では、その日のトータル歩数と消費カロリー、運動の種類が表示され、目標の達成具合もひと目でわかる。消費カロリーについては「イチゴ1個分」とか「ご飯2杯分」といった目安が表示されるのもおもしろい。

 その日の運動の詳細については、時刻ごとのグラフ表示で確認が可能だ。また、今回は短期間の試用だったが、その月ごとに集計したデータというのも確認できる。これを見れば「前半は頑張ったけど、後半はサボったなあ」というような状況が一目瞭然で、ダイエット中の人などには励みになるだろう。

消費カロリーについて、ユニークな表現で教えてくれる。歩数は過去のデータと見比べることももちろん可能

 TalkBand B2のもうひとつの機能であるヘッドセットの使い方は、非常にシンプル。TalkBand B2とスマホをBluetoothでペアリングしておけば、着信があった際には本体が振動して知らせてくれる。本体部分をバンドから取り外すと応答状態になるので、そのままイヤーパッド部分を耳の穴に押し込んで引っかけ、会話を始めればよい。

アドレス帳にある番号からの着信であれば、誰からの電話かも一目でわかる

 なお、本体部分を耳に装着している状態で着信した場合は、本体のサイドボタンを押せば応答状態になる。スクリーンを指で上下になぞれば、音量の調整が行なえる。通話を終了するときには、サイドボタンを押すだけだ。

 また、着信に応答できなかった場合は不在着信のアイコンが表示されるので、これをタップ。さらに発信アイコンをタップすれば、コールバックできる。

不在着信履歴からの発信なら、タップだけで可能

 実際に通話をしてみたが、音質も良く、相手の声をクリアに聞き取れた。耳に装着した状態で本体を見ずに操作することについては、最初は戸惑うのだが、基本的にはサイドボタンだけで操作できる。音量調整の操作も直感的なので、すぐに慣れるだろう。

P8maxとの組み合わせなら、カメラをリモートでシャッターが切れたり、TalkBand B2から端末の音を鳴らすことで見つけ出すことも可能

 これ以外の機能では、スマホのカメラのシャッターをTalkBand B2から遠隔操作したり、スマホが見当たらないときにTalkBand B2側から呼び出して音を鳴らす機能も用意されている。リモートシャッターはセルフィーをベストポジションから撮影したり、複数人で記念撮影を行なう際などに活躍しそうだ。

 P8maxとTalkBand B2は、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」や家電量販店などで発売中。価格は、P8maxが税抜5万9980円。TalkBand B2のゴールドモデルは税抜1万9980円、ブラックとホワイトが税抜1万5800円となっている。

 単体でも最強スペックと充実の機能を誇るP8maxだが、TalkBand B2のヘッドセット機能と組み合わせるとさらに利便性が高まるのが魅力。TalkBand B2は、活動量の記録やリモートシャッターの機能なども使い勝手が良く、こちらも単体であっても魅力的な製品だと言えるだろう。


(次ページでは、「IFAで次期フラグシップ機「HUAWEI Mate S」が発表」)

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