今日8日よりワンダーリーグが配信中のスマートフォン向けアプリ(iOS/Android)『ワンダーリーグ』において『パックマンでモバイルeスポーツ』が配信中。
パックマンは1980年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)が発表したアーケードゲーム。9月12日にはパックマンが侵略者として登場し、パックマンのゲーム大会チャンピオンが対抗する映画『ピクセル』が公開される。
映画では懐かしのゲームキャラクターたちが当時の雰囲気そのままに表現されており、“パックマン再ブーム”が期待される映画だ。
今回、ワンダーリーグ上で配信する『パックマンでモバイルeスポーツ』は初期のイメージを再現し、スマホで手軽にスコアチャレンジ可能だ。配信するタイトル内に“eスポーツ”と入っていることから、スコアランキングの1位と100位を獲得すると賞金5000円が支払われる。さらに、9月12日に公開する映画『ピクセル』に合わせて始まる『賞金10万円!パックマンでモバイルeスポーツ日本一選手権大会』では、2ヵ月とおして“誰が一番パックマンがうまいのか”を決めるイベントを予定。
オリジナル版の雰囲気のままeスポーツに
ワンダーリーグ内に配信するパックマンは初期のインターフェースとBGMを再現。
制限時間内どこまでスコアを伸ばせるかチャレンジし、ほかのプレイヤーとスコアランキングを楽しむ仕様だ。一日5回まで無料で挑戦可能となっている。
eスポーツというのは、端的に言えばゲームを競技(スポーツ)としてとらえるということだ。海外の大会では億単位での賞金が発生するものもある。国内ではウメハラ氏をはじめとする“プロゲーマー”が活躍している。
eスポーツで扱うゲームジャンルとしてはPvP(プレイヤー対プレイヤー)のあるMOBAやFPS、格闘ゲームなどが盛んではあるが、今回の企画のような対人型ゲームではないものもあるのだ。また、eスポーツのプラットフォームとしては、PCゲームやコンシューマーゲームなどが多いが、スマートフォン向けゲームアプリでも徐々にeスポーツの企画が増えてきた。
カタログIPオープン化プロジェクトによりパックマンなどが復活
そもそも、なぜこのタイミングでパックマンがeスポーツになったのかというのは映画『ピクセル』公開ということだけではない。バンダイナムコは統合10周年記念企画として『カタログIPオープン化プロジェクト』を実施している。バンダイナムコによるネットワークエンターテインメントの事業領域拡大を目的とした取り組みで、クリエイター登録さえ行なえば、カタログIP(同社保有のオリジナルIP)17タイトルを使用した二次創作がデジタルコンテンツにおいて可能になる企画だ。
パックマン以外のタイトルでは、『ゼビウス』や『ディグダグ』、『ドルアーガの塔』、『ワルキューレの冒険』など17タイトルが対象となっている。
国内でのeスポーツの普及、ましてやモバイル端末でパックマンがどこまで着火剤になりえるか非常に楽しみである。
『ワンダーリーグ』
メーカー:ワンダーリーグ
価格:基本プレイ無料
対応OS:iOS(ダウンロードページ)/Android(ダウンロードページ)
※賞金イベントサービスの特性上、利用可能は17歳以上のみ
※賞金などのシステムに関しては公式サイト及び、アプリ内を参照
■関連サイト
映画『ピクセル』
ワンダーリーグ
バンダイナムコ『カタログオープン化プロジェクト』
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