フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下、フィリップス)は8月25日、電気シェーバーの新製品発表会を開催。3つのシェービングヘッドを採用し、肌へのやさしさを追及したという「7000シリーズ」と、素早い深剃りを追求したという「5000シリーズ」を発表した。9月上旬より順次販売開始する。
フィリップスのシェーバーは、プレミアムな「密着」がポイント
発表会ではまず、シェービングで起きるヒリヒリや赤くなるトラブルは、無用な「圧」や「摩擦」に由来することを挙げた。そのうえで、シェーバーは“しっかり肌に密着”することと、押し付ける力が強くなくても剃れることが重要だと説明した。
フィリップスは、回転式タイプと往復式タイプのシェーバーを比較。回転式タイプのほうが、押し付けなくてもしっかり肌に密着して過度な圧がかからず、一剃りで剃れる量が多いという結果を出し、今回のプレミアムな「密着」を目指した製品を開発したという。
史上最高の肌へのやさしさを謳う7000シリーズ
7000シリーズは、シェービングヘッドに細かなガラスのようなビーズをシェービングヘッドに埋め込むことで、シェーバーと肌の間の摩擦を低減する「スキンコンフォートリング」を搭載。シェービングヘッドが5方向に動く「ダイナミックフレックスヘッド」により、輪郭に隙間なく密着して快適なシェービングを実現するという。
また、肌あたりよく調節された外刃とひげを根本から引き上げる内刃の「ジェントルプレシジョン刃」を採用し、スムーズな深剃りとやさしい肌当たりを両立したとしている。
そのほか、IPX 7基準をクリアした防水性能により、風呂場などでのシェービングも可能だ。充電時間は約1時間で、約50分駆動する。カラーは、やさしさを表現するためにホワイト×ブルーを採用したという。
ボタンを押すだけで充電/洗浄/潤滑化が可能な洗浄充電器「スマートクリーンシステム」が付属する「S7310/26」と、本体のみの「S7310/12」をラインアップする。予想価格は、S7310/26が2万4800円前後、S7310/12が1万9800円前後。
10%パワーアップする「ターボモード」で素早く深剃り可能な5000シリーズ
5000シリーズは、1分間あたりの速度を200回転アップする「ターボモード」を搭載し、通常より素早く深剃りできるという。第3者調査機関で試験を実施し、カミソリでのシェービングと比較して10倍肌にやさしいことを実証したとしている。
シェービングヘッドが5方向に動く「5方向フレックスヘッド」を採用するほか、長いひげを捉えやすいスリット形状と短いひげを捉えやすいホール形状を組み合わせた外刃に加え、寝たひげをすくい上げる構造を外刃の外側のリングに採用する「マルチプレシジョン刃」を搭載する。
そのほか、IPX基準をクリアした防水性能により、風呂場などでのシェービングが可能だ。上位モデルの「S5390/26」(スマートクリーンシステム付属)、「S5390/12」は、約1時間の充電で約45分駆動する。カラーは、日本人のために開発しプレミアム感を高くしたというブラック×レッドを採用する。
下位モデルは「S5270/12」、「S5210/12」、「S5075/06」の3機種を用意する。こちらは約1時間で約40分駆動する。カラバリはS5270/12とS5075/06がブラック、S5210/12がブラック×ホワイト。なお、下位モデルはターボモード非搭載となる。価格は全てオープン。