無線LAN対応のルーターも定着したことで、一家にひとつはあるものになったと言っても過言ではない無線LANアクセスポイント。フリースポットを含めると、あちこちに点在するものになった。
自宅で見た場合、アクセスポイントはひとつでいいかというと、必ずしもそうではない。電波の抜けの悪い部材を使用した壁があれば、その先では電波強度は弱くなるし、広範囲をカバーするのには1台では力不足だ。
そうなるとアクセスポイントを増設することになるのだが、今回はそんなときに小便利な「DANBOAD WIRELESS LAN EXTENDER」(DB-WEX01、実売価格4000円前後)をチェックしていこう。
ダンボーファンにはたまらない!? 無線LAN中継器
まずは製品外観からといいたいところだが、いわゆる「ダンボー」であり、ダンボー以外の何者でもない。
ダンボーとは何かというと、、あずまきよひこ氏の漫画「よつばと!」に登場するロボットキャラクターで、プラモデルやフィギュアが複数のメーカーから発売されているほどの人気だ。
そんなダンボーの姿を模したDANBOAD WIRELESS LAN EXTENDERのサイズは、幅71×奥行き49×高さ47mm。重量は約60gと軽量で小型だ。
電源はUSB給電を採用しているものの、付属品としてUSBケーブルや電源プラグはない。ただ、ASCII.jp読者諸君の場合、microUSB―USBケーブルやUSB充電器は、まず余らせていると思われるので、問題ではないだろう。
またLANポートは2ポート用意されており、有線LANルーターとしての機能もある。
ボタン類を見ると、WPSボタンと切り替えスイッチがある。スイッチは3段階で、上はランプの消灯、中央はステータス、下はランプの常灯となっている。
WPSボタンはリセットボタンを兼ねており、押す時間によって機能が異なる。3~10秒の場合は2.4GHz帯のWPSを試行、10~15秒で再起動、15秒以上で初期化といった具合だ。
ルーターとしてみると操作体系はさっぱりしたものなので、追加用であればマニュアルチラ見レベルで問題はないだろう。
また、上記しているが、本体底部には海洋堂の「リボルテックダンボー」(アクションフィギュア)とジョイントできるための穴もあり、リボルテックダンボーを持っているのであれば、ポージング可能なルーターにすることも可能だし、そのほかのリボルテック製品と合体させて楽しむこともできる。
(次ページに続く、「性能がどうの、というよりアクセサリーとして気持ちが高まる」)

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