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Windows 10で何が変わり、何が新しくなるのか!? 第3回

Windows 10でジェスチャー操作にハイレゾ再生……ハードウェア周りの新機能!

2015年07月30日 12時00分更新

文● 外村克也

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PCがスリープ中でもメールの受信が可能!

Wi-Fiのアクセスポイントなどの選択は「設定」→「ネットワークとインターネット」から行なうようになった。スリープ中の通信設定については「設定」→「システム」→「電源とスリープ」で変更できる

Wi-Fiのアクセスポイントなどの選択は「設定」→「ネットワークとインターネット」から行なうようになった。スリープ中の通信設定については「設定」→「システム」→「電源とスリープ」で変更できる

 Wi-Fi接続時の設定は、Windows 10での大きな変更のひとつ。チャームが廃止されたことも影響し、基本的にはWi-Fiアクセスポイントへの接続は「設定」から行なうこととなった。

 スリープ時でもWi-Fi接続の維持が可能で、画面を閉じた状態でもメールなどの受信ができるようになっている。ちなみに、この機能は設定でオフにすることもできる。

 Surface 3など3G/LTEモバイルネットワークモデムを搭載した機種では、Wi-Fiが未接続の際にモバイルネットワークへの自動接続も行なう。

PCに触らずモバイルホットスポットを有効にできる!

ペアリング済みの端末が接続されると、自動でモバイルホットスポットをオンにするリモート機能が加わっている

ペアリング済みの端末が接続されると、自動でモバイルホットスポットをオンにするリモート機能が加わっている

 Surface 3などのモバイルネットワークモデム内蔵機種では、インターネット接続をWi-Fiで共有できるようになっている。

 この機能は実のところ、Windows 8から利用できたのだが、10ではさらに進化して、Bluetoothを通じてリモートでモバイルホットスポットを有効化できるようになっている。

 カバンの中に入っているWindows機器を取り出すことなく、手元の端末をインターネット接続できるようになり、利便性が高まった。

タブレットでの日本語入力も楽に!
タッチキーボードのIMEが変更できる

タッチキーボードの左下のボタンから、IMEの変更ができるようになっている

タッチキーボードの左下のボタンから、IMEの変更ができるようになっている

 Windows 8.1以前は、タブレットPCなどで利用するタッチキーボードのIMEを変えることができなかった。

 タブレットでなくても、デスクトップ画面でGoogle日本語入力などのサードパーティー製IMEを使っていると、ストアUIでは有効にならず、強制的にMS IMEへと切り替わり不便だった。

 Windows 10は、タッチキーボードとIMEがソフトウェア的に切り離され、タッチキーボードからサードパーティー製のIMEを呼び出せるようになった。このため、デスクトップモードでもタブレットモードでも、フィーリングが変わることなく日本語の入力ができるようになっている。

UIの一部が透明化! Vista時代の「AeroGlass」が復活

スタートメニューなど一部のインターフェースに、磨りガラスのように透過するデザインが復活している

スタートメニューなど一部のインターフェースに、磨りガラスのように透過するデザインが復活している

 Vista時代から導入されていた透明インターフェースの「AeroGlass」。Windows 8からフラットUI化が進められ、いったんは廃止となってしまったが、Windows 10からは再度復活している。

 とはいえ、すべてのウインドウ枠が透明になるわけではなく、スタートメニューの背景など、さりげない部分のみに留められているためWindows 8.1からのアップグレードでも違和感はない。

次ページへ続く、「ハイレゾ音源の再生が手軽! FLACを標準サポート

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