PCがスリープ中でもメールの受信が可能!
Wi-Fi接続時の設定は、Windows 10での大きな変更のひとつ。チャームが廃止されたことも影響し、基本的にはWi-Fiアクセスポイントへの接続は「設定」から行なうこととなった。
スリープ時でもWi-Fi接続の維持が可能で、画面を閉じた状態でもメールなどの受信ができるようになっている。ちなみに、この機能は設定でオフにすることもできる。
Surface 3など3G/LTEモバイルネットワークモデムを搭載した機種では、Wi-Fiが未接続の際にモバイルネットワークへの自動接続も行なう。
PCに触らずモバイルホットスポットを有効にできる!
Surface 3などのモバイルネットワークモデム内蔵機種では、インターネット接続をWi-Fiで共有できるようになっている。
この機能は実のところ、Windows 8から利用できたのだが、10ではさらに進化して、Bluetoothを通じてリモートでモバイルホットスポットを有効化できるようになっている。
カバンの中に入っているWindows機器を取り出すことなく、手元の端末をインターネット接続できるようになり、利便性が高まった。
タブレットでの日本語入力も楽に!
タッチキーボードのIMEが変更できる
Windows 8.1以前は、タブレットPCなどで利用するタッチキーボードのIMEを変えることができなかった。
タブレットでなくても、デスクトップ画面でGoogle日本語入力などのサードパーティー製IMEを使っていると、ストアUIでは有効にならず、強制的にMS IMEへと切り替わり不便だった。
Windows 10は、タッチキーボードとIMEがソフトウェア的に切り離され、タッチキーボードからサードパーティー製のIMEを呼び出せるようになった。このため、デスクトップモードでもタブレットモードでも、フィーリングが変わることなく日本語の入力ができるようになっている。
UIの一部が透明化! Vista時代の「AeroGlass」が復活
Vista時代から導入されていた透明インターフェースの「AeroGlass」。Windows 8からフラットUI化が進められ、いったんは廃止となってしまったが、Windows 10からは再度復活している。
とはいえ、すべてのウインドウ枠が透明になるわけではなく、スタートメニューの背景など、さりげない部分のみに留められているためWindows 8.1からのアップグレードでも違和感はない。
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