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Apple Musicを知る ― 第4回

イベント・フェスなどの待ち時間にApple Musicを使っても大丈夫?

夏の待ち時間のおトモにApple Musicを使うなら知っておきたいこと

2015年08月06日 10時00分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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 夏といえばイベント。ライブや花火など、屋外のイベントに繰り出す機会が多くなるだろう。人が集まるほど、待ち時間も多くなる。そんな時こそApple Musicを使いたくなるのではないだろうか。

 筆者も夏のコミケに行く計画を立てている。始発で行くと開場まで4時間ほど並んで待つし、移動時間を含めると6時間は外にいることになる。筆者は外にいる間じゅうずっとイヤホンをつけているタイプだが、コミケの待ち時間と移動時間にずっとApple Musicで音楽を聞いていた場合、どれほどの容量を使うのだろうか。気になったので調べてみた。

 パケット通信量7GBプランでApple Musicは1日何時間利用できるのだろうか。AWAやLINE MUSICは設定画面でビットレート(音質)を選択できるが、Apple Musicはビットレートを公表していない。Wi-Fi通信時は最大256kbps、LTE/3G通信時は150kbps前後と言われているが、実際のところはどうなのだろうか。LTE通信環境で楽曲をストリーミング再生し、通信量をもとにビットレートを算出してみた。

楽曲 時間 LTE通信時の通信量 ビットレート
もったいないとらんど/きゃりーぱみゅぱみゅ 4:01 4.9MB 167.25Kbps
ハナミズキ/一青窈 5:32 6.1MB 166.57Kbps
Head Like a Hole/ナイン・インチ・ネイルズ 5:00 4.5MB 125.61Kbps
Clocks/コールドプレイ 5:08 5.2MB 141.99Kbps
With or Without You/U2 4:56 3.6 MB 122.88Kbps
Don't think. Feel!!/アイドリング 3:50 2.3MB 104.68Kbps
Sunshine baby!/May'J 3:45 3.1MB 141.08Kbps
調査中に7GB超え……。

 ちなみに一度再生した曲は本体にキャッシュが残るため、同じ曲はしばらく計測に使えない。いろいろな曲で計測しなおしたり、通信量チェックアプリをいろいろ試したりと悪戦苦闘しつつも、なるべく正確な数字を載せたいという思いで挑み続けて数日後、筆者のパケット使用量は7GB制限を超えた

 KDDIから「7GB超えました」のお知らせが届いたのは7月31日。計測のため、かなりヘビーにApple Musicを使っていたから仕方ないことではあるが、パケ死を避けるための記事を書いている最中にパケ死するという、皮肉な結果になってしまった。

 ところが、なぜか速度制限がかからず、相変わらず高速通信を利用できている。どうやらauの場合、月の最終日に7GBを超えた場合は速度制限されないようだ。そんな豆知識も得たところで、計測は終了した。

 結果は計測する日時や場所の回線状態などによって104~167kbpsのバラ付きがでたが、平均するとビットレートはおよそ140kbpsという結果に。7GBプランで聴ける時間は116時間程度、1日4.8時間ほど聴けることになる。もちろんApple Music以外にもモバイルデータ通信を使うので、実際に使える時間はもっと少なくなるが、一応の目安にはなるのではないだろうか。

 通信量を気にせず毎日ガンガン使いたいという人は、「オフライン再生」を活用して通信量を節約するといいだろう。楽曲メニューから「オフラインで再生可能にする」を選択すると、その曲を端末にダウンロードできる。ダウンロードした楽曲はマイミュージックに追加され、Apple Musicの契約が切れると再生できなくなる。便利な機能だが、そのぶん端末の容量を圧迫することにもなるので、よく聴く曲だけをダウンロードしておくことをおすすめする。

 ということで、イベントの移動と待ち時間だけで6時間Apple Musicを利用すると、通信量はおよそ369MBになることがわかった。普段なら使いすぎといえる数字だが、筆者は次の日から数日は家で過ごす予定なので、問題ないだろう。心配もなくなったので、これで安心してイベントに出かけられる。

 これから本番となる夏休みレジャーでも、自分の使い方のペースを知った上でApple Musicを上手に利用していきたい。

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