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「限りなくPCに近いタブレット」は本当?

発売直前! Surface 3の性能をベンチマークでチェック

2015年06月16日 19時30分更新

文● 松野/ASCII.jp

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Windowsタブレット「Surface 3」

 いよいよ国内での販売開始が近づいてきた、日本マイクロソフトの10.8型タブレット「Surface 3」(4G LTE、SIMフリー)。

 この記事ではSurface 3の性能を、ベンチマーク結果でチェックしていく。

試用機の主なスペック
製品名 Surface 3
CPU Atom x7-Z8700(1.6GHz)
メインメモリー 4GB
ディスプレー(最大解像度) 10.8型(1920×1280ドット)、アスペクト比3:2、マルチタッチ対応
グラフィックス機能 インテル HD Graphics (CPU内蔵)
ストレージ 128GB SSD
光学式ドライブ -
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
インターフェース USB 3.0端子、Micro-USB端子、Mini DisplayPort、Bluetooth 4.0、ウェブカメラ(リア/フロント)
メディアスロット microSDメモリーカード
テレビ機能 -
本体サイズ/重量 幅267×奥行き187×高さ8.7mm/約622g
OS Windows 8.1 Update(64bit)
オフィスソフト Office Premium プラス Office 365 サービス
主な付属品 -

「限りなくPCに近いタブレット」は本当なのか

 Surface 3のCPUは今年3月に発表されたモバイル向けプロセッサーのAtom x7-Z8700(1.6GHz)で、メモリーは2GBまたは4GB。2GBモデルはSSDが64GB、4GBモデルは128GBとなる。ディスプレーは10.8型とコンパクトで、Surfaceシリーズの特徴的な3:2のアスペクト比は維持しつつ、画面解像度はFHD+の1920×1280ドットとなっている。OSはWindows 8.1 Updateで、法人向けはWindows 8.1 Pro Update。なお、今回の試用機はコンシューマー版の4GB/128GBモデルだ。

 昨年から販売されている上位モデル「Surface Pro 3」は、Core iシリーズのCPU、8GBメモリーを搭載するなど、通常のタブレットの範疇を大きく超えるハイスペック機だった。今回のSurface 3は高いスペックを目指したわけではなく、ほどよい性能で価格を抑えた廉価モデルとなる。Surface Pro 3が「タブレットのようなノートPC」だとしたら、Surface 3は、「ノートPCのようなタブレット」と言えるだろう。プレス向けの説明会では、Surface 3が「ノートPCに限りなく近づいたタブレットである」という、関係者の自信を伺わせるコメントも何度か聞くことができた。

 では実際のところ、Surface 3はどの程度ノートPCの性能に近付けているのか。まずは「Windwos エクスペリエンス インデックス(Windowsシステム評価ツール)」のスコアから確認しよう。

(次ページでは、ベンチマーク結果を紹介!

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