さらなる高みを目指す、塀の上の猫
猫は「世の中のあらゆる塀は自分たち専用の通路である」と思ってるけど、その塀を設置した人間にとっては「おい、そんなわけないだろ」だったりして、せめてもの抵抗に水の入ったペットボトルを置いたりする。
もちろん猫は気にしない。確かに邪魔ではあるので、そこで塀を降りて迂回するだけだ。
塀の上にいれば、犬が吠えていたって気にしない。へっちゃらである。
むしろ犬に吠えられたこっちがビビるくらい。猫はちょっと背中を丸めて肩をすくめる程度である(まあ背中はいつも丸めてるんだけど)。
そして猫はさらなる高みをめざす。
ちょっとした庇で日向を楽しんでた猫(名前はロイヤル)、日が傾いてきたのを見て、さらに高いところにある物干し台を狙ってた。
世界を三次元的に縦横無尽に動き回るのが猫の面白さであり、見てて一番羨ましいところであり、そういう猫に出会いたいと上下左右キョロキョロしながら歩いてて不審者と思われがちなところでもあるのだ。
カメラを首からぶら下げてる猫好きのみなさまお気をつけを。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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