日本ではLINE:Facebookメッセンジャー=7:2
日本人の40%がLINEを常用しているが世界はWhatsAppとFacebook二強
2015年06月15日 09時00分更新
国により利用のばらつきが大
On Device Researchによる2013年12月の調査を見ると、各国におけるメッセージアプリのシェアは以下のようになっている。
国別メッセージアプリシェア(2013年12月) | |||
---|---|---|---|
国名 | 1位 | 2位 | 3位 |
米国 | Facebookメッセンジャー 60% | Skype 29% | Twitter 25% |
英国 | Facebookメッセンジャー 63% | WhatsApp 46% | Skype 36% |
ドイツ | WhatsApp 77% | Facebookメッセンジャー 49% | Skype 30% |
中国 | Wechat 84% | QQ 83% | Sina Weibo 50% |
日本 | LINE 75% | Twitter 45% | Facebookメッセンジャー 25% |
On Device Research調べ
米国や南米、アフリカなどではWhatsAppとFacebookが二強状態。しかし中国ではWeChatが強く、日本ではLINE、韓国ではカカオトークが強いという地域によるばらつきが大きい状態だ。
DeNAのcommは2015年4月に終了する一方で、日本や韓国でWechatが伸びているという報道もある。今後もまだまだ生き残りをかけた激しいシェア争いは続いていきそうだ。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
■Amazon.co.jpで購入
この連載の記事
-
第61回
ビジネス
SNS・メッセージアプリ共々Facebookが掌握! 国内はLINE・Twitter・FBが3強 -
第60回
ビジネス
ニュースアプリはYahoo!圧勝、世界では「ニュースのスマホ消費」が進む -
第59回
ビジネス
世界のスマホはAndroid優勢だが日本は変わらずiPhone/iOS -
第58回
ビジネス
伸長中のクラウドファンディングはどこまで浸透したのか? -
第57回
ビジネス
すでに単体ではタブレットに数で負けるノート&デスクトップPC -
第56回
ビジネス
2016年の確定申告も接近中! 家計簿アプリをチェック -
第55回
ビジネス
無制限プラン続々廃止! オンラインストレージの今をチェック -
第54回
ビジネス
10代に人気のサービスはLINE、Twitterがツートップ -
第53回
ビジネス
Amazonの圧勝だがそれでも小売業の4%に過ぎない!? -
第52回
ビジネス
収益性が高い日本スマホアプリ市場! DL数7位だが収益は2位 -
第51回
ビジネス
4兆円が動く電子マネーのシェア早わかり~nanaco、SuicaをWAONが追う - この連載の一覧へ