世界のヒューレット・パッカードが
日本のために開発した極薄1kgの堅牢ノート「HP EliteBook Folio 1020 G1」
ちょっとひねったくらいではビクともしない堅牢性
「HP EliteBook Folio 1020 G1」は薄型軽量とはいえ、アルミやマグネシウムリチウム合金、カーボン・ファイバーといった高強度で軽量な素材を採用し、パームレストと側面を一体形成とすることで、両モデルとも見た目からは想像できないほどの頑丈さを実現している。日本HPでは米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアしたとアピールしているが、これは落下や振動、衝撃、粉じん、温度変化など12項目の耐久テストをくぐり抜けてきたことを意味している。
実際、液晶パネル部分なども見た目の薄さからは想像できないほど頑丈で、ちょっとひねったくらいではビクともしない。バッグの中に無造作に入れて持ち歩いても安心できる剛健さだ。この辺りは、法人ユースを念頭に置いて開発されているのだろうが、一般ユーザーにも非常に魅力的なポイントだ。
筐体は、シルバーとブラックを基調にしたシンプルかつ洗練されたデザインになっているのが印象的。とくに側面からみると、先端に行くほど金属部分が細くなっているため、実際のサイズ以上に薄く感じる。また、Special Editionの場合はヒンジ部分が上品なレッドになっており、オーソドックスな外観に個性的な表情を与えている。ちなみに、この赤いヒンジは本体を閉じた状態だと底面側からしか見えないため、ふだん持ち歩くときに悪目立ちする心配はない。ビジネスシーンで使うユーザーにはうれしい配慮だ。
超高解像度の液晶搭載
「HP EliteBook Folio 1020 G1」の液晶ディスプレーは、通常モデルがフルHD(1980×1080ドット)、Special EditionがQHD(2560×1440ドット)の解像度で、双方ともに映り込みの少ないノングレア(非光沢)パネルを採用している。
今回試したSpecial Editionの場合は、ノングレアのうえ輝度が最大340nitと明るいため、日中の屋外や照明の明るいオフィス内でも画面が非常に見やすかった。色再現や階調再現もよく、高解像度の写真などを画面いっぱいに表示させると、まるでDPEショップの写真プリントのように高精細で美しく再現される。
(次ページ、「フルサイズに近いキーボードと圧力センサー内蔵タッチパッド」に続く)
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
話題のHP“200ドルPC”、約220ドルで国内登場——Stream 11 -
デジタル
Core Mで9時間駆動! 12.5型ノート「EliteBook Folio 1020 G1」 -
デジタル
迫力のサウンドで音楽や動画を楽しめるタブレット「HP Slate 7 Beats Special Edition」 -
デジタル
米HP、2015年モデルはすべてWindows 10対応であると発表 -
デジタル
「電車通勤」に耐える1kgのモバイルPCをシンガポールのHPで見た -
デジタル
コカ・コーラ「ネームボトル」を実現したHPの“巨大プリンター”に圧倒されてきた -
デジタル
8月1日、日本HPが日本ヒューレット・パッカードから分社-米本社分割より先に -
デジタル
極薄1kgの12.5型モバイルノートが今なら13万8000円——HP Directplus -
デジタル
HPの日本向け極薄1kgの12.5型ノートが13万8000円—EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition -
デジタル
4万円台から、日本HPがWindows 10搭載の2015年秋冬モデルノートPC発表 -
PC
重量1.2kgの12.5型ノート、美しさと頑丈さを両立した「EliteBook Folio 1020 B&O LE」 -
PC
重さ1.15kgで9時間半駆動、10.1型「HP Pavilion x2 10-n100」レビュー -
デジタル
4K版MacBook!? アップルの先を行く12.5型「HP EliteBook Folio G1」 -
デジタル
重さ1.16kg、約13時間15分駆動の13.3型ノート「HP EliteBook 1030 G1」 -
デジタル
薄型ノートPCなどを盗難から守るセキュリティーワイヤーロック
