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アスキースマホ総研 第52回

ドコモ/au/SB夏スマホ総ざらい! 個性的なスマホをチェック!

2015年05月26日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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isaiとHTC J butterflyの新モデルも気になるau
発表会ではECサービスの紹介も

国内ユーザー向けにカスタマイズされたLGの「isai vivid」

スピーディー 続いてはau。さっきも少し出たけど、「isai vivid」「HTC J butterfly」「TORQUE」と個性強めのオリジナル端末がそろったね。

カリー isaiはあのホワホワが良かったですね。

スピーディー またそんな話か! で、ホワホワってなんなのよ!

カリー ロックを解除するときにタップした場所から、丸く本来の画面が表示されていくのですよ。多分、全世界でホワホワに注目してるのは俺だけだと思いますけど。

カリーさんがしつこく語ってい「ホワホワ」はこれ。ロック解除時に画面をなぞると、このようになぞった部分だけ丸く下側が透けるように見える演出がなされる

ドロイド 長くなるからもういい! isai vividの“vivid”は液晶の鮮やかさから来ているのですよ。

スピーディー 液晶もいいし、ハイスペックで全部入り。カメラも強力だ。バッテリー交換も可能になったし。初代isaiを使っているけど、さすがに大きな差があってうらやましい。

カラバリは3色で、ブラックはマットな手触り。カメラの左側にある部分からレーザー光が出て、より正確なAFを実現する機能も持つ

バッテリー交換に対応したのもうれしい点

カリー マニュアル撮影が細かくできるということですね。レンズのF値も1.8でRAW撮影も可能というからスゴい。

ホワイトバランスや露出、ISO感度などを自由に設定できるマニュアル撮影モードを用意

発表会会場では従来モデルと比べ、暗所での強さを示すデモが用意されていた

ドロイド カメラと言えば、「HTC J butterfly」のインカメラはなんと1300万画素。メインのカメラもデュオカメラなので、あとからピント位置などが変更できます。

もう1つのauオリジナルの国内向けモデル「HTC J butterfly」も夏モデルで用意されている。インカメラがなんと1300万画素!

スピーディー いち早く実機を借りられたので、じゃあちょっと撮ってみよう。

ドロイド インカメラも広角25mmというだけあって、さすがに広く写りますね。美肌効果もリアルタイムで調整できるのだとか。

その1300万画素インカメラで自撮りしながら、美肌効果をリアルタイムで追加できる。スピーディーさんの顔が滑らかに

カリー スピーディーさん以外は顔が認識されない……って、そりゃそうか。

スピーディー あとはステレオスピーカーの音もさらによくなっているのですよ。ちなみにこの穴は前モデルより直径が0.1mm広がっていて、音の抜けがよくなっているそうです。

カリー さすがにそれは目ではわからない! それからドットビューケースは前モデルからの継続ですが、楽しいのでこれだけでもHTC J butterflyが欲しくなります!

HTC J butterflyの魅力はオプションのカバーにもある。ドット絵で通知を表示してくれるほか、ブロック崩しゲームまでできてしまう

ドロイド auではそのほかにもVoLTE対応の新型ガラホ「AQUOS K」が発表されたのと、発表会では「au WALLET Market」というECサイトへの取り組みに時間が大きく割かれていました。

カリー Androidがベースになったガラケーって、ドコモでも発表されましたよね。これからのトレンドになるんでしょうか?

スピーディー iモードやEZwebのようなこれまでの携帯向けコンテンツはこれから下火になっていくし、スマホ向けのウェブも快適に見られる、いわゆる“ガラホ”は増えていく傾向はあると思う。でも、ドコモとauのガラホは性能的には随分違う。

ドロイド ドコモはLTE非対応で3Gのみ。テザリング機能やWi-Fiにも非対応。通話とメールが中心の人向けかな。LINEアプリは入っているけど、スタンプや写真が来ると、二段階制のデータ定額がすぐに上限に達してしまうし。auはLTEの高速データ通信が使えるうえ、通話もVoLTE対応で高音質。テザリングやおサイフケータイにも対応している。タブレットとの2台持ちなどにも適している。

auの「AQUOS K」に続いて、ドコモがOSにAndroidを用いた「ARROWSケータイ」「AQUOSケータイ」を発表。ソフトウェア的には比較的似通っているが、ドコモのガラホは3GのみでWi-Fiやテザリングに非対応など、ベーシックな使い方をする人向けの端末と言えそうだ

カリー 「au WALLET Market」は、auショップでお買い物できるというサービスでしたよね。ちょっといいものって求められている時代だと思うので、可能性はすごくあるなと思いました。

auの発表会ではECへの本気での取り組みをアピール

auショップでこんな感じでタブレットを見ながら、買い物ができるのだ

スピーディー カリーさんはカレーも自作するんだから、ちょっといいカレー粉とかあるとうれしいのかな?

カリー 本格的にスパイスから買う派なのですよ! いいスパイスを揃えてくれると、ぜひ買い物したいです!

ソフトバンクもXperia Z4とGalaxy S6 edgeを用意
Surface 3のLTE版をワイモバイルが販売

スピーディー 最後はソフトバンク。ドコモ/auに続いて、「Xperia Z4」「Galaxy S6 edge」につづいて、AQUOS2モデルを発表した。Galaxy S6 edgeは4色全色、32GBと64GBの全モデルが選べるのが売り。

Androidへの本気の取り組んでいくことをアピールした、ソフトバンクモバイルの宮内社長。白戸家のお父さんがドロイドさんに!

ドロイド ファブレット好きとしては、5.7型液晶の新「AQUOS Xx」が良かったです! 5.7型なのに縦はiPhone 6 Plusよりも大分小さいのだとか。最新のエモパーも入ってます。

三辺狭額縁で縦のサイズでは、画面が若干小さいiPhone 6 Plusを下回るとする

スピーディー 「AQUOS CRYSTAL 2」もいいなと思った。5.2型でミドルレンジクラスのスペックだけど、超狭額縁でコンパクト。国内向け機能もひととおり入っているので、値段次第で人気が出そうなモデル。

こちらは普及モデルの「AQUOS CRYSTAL 2」。日米リリースの前モデルと異なり、防水やおサイフケータイなども搭載

カリー そういえば孫さんはもう日本の発表会に来ないんですかね。

サービス面ではTポイントとの連携強化や、ヤフーのECサービスとの一体化が紹介された

ドロイド 国内事業は今回登壇した宮内新社長に任せる形になりそうです。「ガラケーは必要ない」など、以前から結構ぶっちゃけトークをする人でメディアとしては楽しいのですが。あと忘れちゃいけないのが、会社的には1つになったワイモバイルが販売することになったマイクロソフトのWindowsタブレット「Surface 3」。LTE版だけリリースされるというのは少し驚きました。

ワイモバイルから発売されるLTE対応の「Surface 3」。ソフトバンクの発表会には日本マイクロソフトの樋口社長も登壇した

スピーディー 製品的にはもちろん魅力的なんだけど、為替の影響もあって、税抜8万1800円からとちょっと高め。フラグシップのスマホと大差ないですけどね。


(次ページでは、「まとめにいつもおなじみ4コマも」)

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