東芝は5月19日、2015年夏モデルで4K解像度に対応する15.6型ノートパソコン「dynabook T95/R」を発表した。5月22日より順次販売開始予定。
4K解像度でスタイリッシュな15.6型ノート
dynabook T95/Rは、従来モデルと比較してデザインを一新。4K解像度に対応しながら厚さおよそ24.5mmで、かつ底面を追い込むことで同じ厚さでも薄く見えるデザインを採用。よりスタイリッシュな外観を実現したとしている。キーボードとパームレスト部分は、段差をなくしてよりシンプルになっているほか、キーボード部分は手前のステップを取り除き、機能美を追求したという。
ハイレゾ対応プレーヤーを標準搭載、Windows 10対策も
音の良さを視覚的に認識できるよう、キーボード上部にharman/kardon製のスピーカーを内蔵する。ハイレゾ音源に対応した「TruLINK+」を標準搭載し、ハイレゾ対応ヘッドフォンを使用すればハイレゾ音源が楽しめる。ハイレゾ音源を配信するe-onkyo musicと連携し、楽曲の購入やジャケット写真のダウンロードをサポートする。
また、Windows10にアップデートする際にデータをバックアップするWindows 10対応の「バックアップナビ」を採用。アップグレード後にWindows 10の基本操作が学べる「動画で学ぶWindows10」を用意するほか、dynabook.comでもサポート情報を随時公開する予定だ。
REGZAサーバーで録画した番組を高画質のまま視聴できる「SeeQVault」
そのほか、東芝、パナソニック、ソニー、サムスンが開発した「SeeQVault」に対応。SeeQVault対応のREGZAサーバーで録画した番組のデータを、SeeQVault対応の「CANVIO」やSDメモリーカードに移動すればパソコンでもハイビジョンのまま視聴できるほか、強固なセキュリティーも実現するという。
dynabook T95/Rの主なスペックは、Core i7-4720HQ(2.6GHz)、8GBメモリー、1TB HDDという構成だ。ディスプレーはタッチ対応の15.6型で、解像度は3840×2160ドット。Blu-ray Diskドライブを内蔵する。OSはWindows 8.1(64bit)を採用する。
インターフェースはUSB 3.0端子×4、HDMI端子×1、ヘッドフォン出力/マイク入力端子×1など。通信規格は、有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0に対応する。Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスとAdobe Photoshop Lightroom 5、Chroma Tune for TOSHIBAを標準搭載する。ワイヤレスレーザーマウスが標準で付属する。サイズはおよそ幅380.0×奥行259.9×高さ24.5mmで、重さはおよそ2.4kg。価格は25万円台前半。
dynabook T95/Rの主なスペック | |
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機種名 | dynabook T95/R |
CPU | Core i7-4720HQ(2.6GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 4600 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 1TB HDD |
ディスプレー | 15.6型(3840×2160ドット)、タッチ対応 |
光学ドライブ | Blu-ray Diskドライブ(BDXL対応) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×4、HDMI端子×1、ヘッドフォン出力/マイク入力端子×1など |
内蔵カメラ | 92万画素ウェブカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅380.0×奥行259.9×高さ24.5mm/およそ2.4kg |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |
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