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高音質でカッコいい?

NY発の新進ヘッドフォン「MASTER&DYNAMIC」が上陸

2015年04月24日 11時00分更新

文● きゅう/ASCII.jp

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 ニューヨーク発の新進ヘッドフォンブランド“MASTER & DYNAMIC”の製品が国内市場に投入される。SOUND TOOLS FOR CREATIVE MINDSをコンセプトに基づき、音質・デザイン性・そして実用性や耐久性のバランスがとれた、上質な体験を提供することを主眼としている。

MH40

MH30

MH40とMH30をフラットに折りたたんだところ

 国内代理店は、Astell&Kernなども取り扱うアユート。2月開催のポタ研 2015でも参考展示されていた(関連記事)。

 今回投入されるのは密閉型オーバーイヤーヘッドフォンの「MH40」(予想実売5万円前後)、密閉型オンイヤーヘッドフォンの「MH30」(予想実売4万円前後)、密閉型イヤフォンの「ME03」(予想実売2万円前後)、「ME01」(予想実売1万7000円前後)の4製品。いずれも価格はオープンプライス。発売日は未定だが近日公開される。

 カラーリングはMH40とMH30が3色、ME03とME01が2色の展開。

MASTER & DYNAMIC MH40/MH30

 MH40はネオジウム磁石を使った直径45mmドライバーを採用。インピーダンスは32Ω。本体重量は約360g(ケーブル含む)。MH30は直径30mmのドライバーを使用し、32Ω。約260g(ケーブル含む)

 イヤーカップにアルミ素材、ヘッドバンドとイヤーカップに牛革のプレミアムレザー(ヘビーグレイン・カウハイド)、ヘッドバンド裏面とイヤーパッドにはソフトな肌触りのラムスキン、アームの調整部分に剛性の高いステンレス鋼を使うなど、金属と革の対比を効果的に使っている。

 ケーブルに関してはOFC(無酸素銅)素材をウォーヴンシース(織布のカバー)で包んだタイプで絡まりづらい。片出しタイプだが、左右どちらのカップにも装着できる。またiPhoneなどとの接続を考慮して、ミュートボタンやマイク&リモコン機能がついた1.2mケーブルと、通常の2mケーブルが付属する。

MH40は楕円形デザインで、メッシュ状のハウジング

MH30は円形デザインで同心円状のスリッドが入っている

MH40のドライバー部分。イヤーパッドは着脱式

MH30のドライバー部分

MH30のイヤーパッドも着脱式。正円に近い形状

MH30を折りたたんだところ

MH40のハウジング部分に設けられたミュートボタン。

イヤーパッドは着脱可能

メモリで伸縮した長さがわかりやすい調整部分

ケーブル。布製のカバーで覆われ、マイクとリモコン部分が独立している

MASTER & DYNAMIC ME03/ME01

 ME03とME01はデザインモチーフをそれぞれMH40とMH30から踏襲。本体サイズや重量は共通。ともに直径8mmのダイナミック型ドライバーを採用。インピーダンスは16Ω。重量は約25g(ケーブル含む)。

ME03

ME01

マイクとリモコン部分が分離したケーブル

 高級感のあるアルミハウジングと絡みづらいきしめん状のラバーケーブルを採用。こちらもヘッドセット機能付きのケーブルとなっている。なおマイクとリモコンは分離しており、音質面でも有利だという。

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