日本全国が震撼した「東日本大震災」から丸4年が過ぎた。メディアでは多くの関連ニュースが流れ、あらためて災害の大きさとその時とった対応を思い出した人も多かっただろう。
筆者はあの日、自宅で仕事の続きを行なうために、早めに当時の勤務先を出て自宅だった。遅めのランチを食べて仕事をはじめようとした時に襲われた。自宅マンションは免震との事だったがミシミシと音をたてて大きく揺れた。
片手でペットを抱えて倒れそうに揺れる大型液晶テレビを押さえていた。その日の夜も、自宅前の山の手線沿いの歩道は帰宅困難者で溢れていた。震災後は電力事情が悪化し、東京でも生まれて初めて聞いた“計画停電”とかが行なわれた地域があり、しばらくは不自由な生活を余儀なくされたことを昨日のように覚えている。
停電は、以前、横浜に住んでいた頃は年に1回ほど、落雷や台風で経験することがあったが、先進国の仲間入りをしている日本では、「停電」は単に運の悪い偶発的事故だと考えていた。
筆者も含め3.11以降、停電に関する考え方は大きく変わった。震災後、バッテリー内蔵のLED電球「マジックバルブ」(関連記事)と呼ばれる商品が登場したので即効で購入した。
今回ご紹介する「マジックバルブパッと!」はこの後続商品で、極めて便利な機能が追加されている。
停電を感知して自動で点灯するLED照明
「マジックバルブパッと!」
マジックバルブパッと!は、昼白色と電球色が用意された従来機と同じ充電式のLED電球でありE26口金仕様なので、ごく普通に家庭で、今すぐに使うことができる。
普段はごく普通の省エネLED電球として使用し、使っている間に電球に内蔵の2200mAhリチウムイオン充電池に5~6時間で充電が行なわれる。そして、何らかの事故で給電が行なわれなくなる停電状況になると、自動点灯する画期的なLED電球なのだ。
マジックバルブパッと!には「自動停電感知機能」が搭載されており、電源供給がなくなると自動的に点灯する構造になっている。ただし、周囲に電磁波を発生するノートPCなどがあると、実際の停電とは判断しないので、停電のテストを自分でシュミレーションするときには環境設定に少し注意が必要だ。
加えて、マジックバルブパッと!は照度センサー機能も搭載している。なので停電状況でも周囲が明るい場合は点灯せず、無駄なバッテリー消費を抑えるエコな構造になっている。
筆者は、扉を閉めきって外光の入らない洗面所の天井にセットしたマジックバルブパッと!のスイッチ系統の分電盤を実際に落として実験してみた。マジックバルブパッと!は予想通り見事に点灯したことを報告しておく。
次ページへ続く、「取り外せば懐中電灯としても使え、明るさも変えられる!」
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