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UPSがないばかりにエラい目に遭った筆者の経験談×2

【悲報】録画データ全消失【全米が泣いた】を水際で防ぐUPS導入のススメ

2015年03月31日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 編集●村山剛史/ASCII.jp

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UPSはサージ(過電流)保護にも有効。SOHOならネットワーク機器にもつなげておきたい

UPSは回線と電源同時にほ保護できる!

■UPSを導入していれば……?

 UPSは電源を必要とするあらゆる機器に有効だ。業務続行が優先事項になるSOHOならば、光回線終端装置も十分保護の対象となる。

 たとえば前述のシュナイダーエレクトリック製「APC RS」シリーズには、電源を供給するコンセントのほか、電話回線やLANなどを過電流から守る「回線サージ保護機能」も搭載されている。

APC RSシリーズは、サージ保護機能があるモジュラージャックを備えている。ここを通して光回線終端装置を設置しておけば、落雷による過電流も怖くはない

 この回線サージ保護機能を利用するには、光回線終端装置などのネットワーク機器について、回線を「壁面のモジュラージャック→ケーブル→UPS→ケーブル→終端装置」と接続し、電力側を「壁のコンセント→UPS→光回線終端装置」と接続すればいいだろう。これで、落雷時などの過電流から機器を保護できる。

UPSの内蔵バッテリーと連動した「バックアップコンセント」だけでなく、サージ保護だけを行なうコンセントも備えている。過電流から回線と電源両方を守ってくれる頼もしい機能だ

背面の端子。コンセント6基(うち3基はサージ保護のみ対応)ほか、モジュラーおよびLANケーブル回線サージ保護コネクタを搭載

 UPSの仕様を見るとたいていの製品には、バッテリー電源を供給してくれるコンセントのほかに、サージ対策専用のコンセントが別に備わっているだろう。

 そこで、停電時に電源が落ちてもまあしょうがない……と諦められる機器、たとえば複合機や外部ディスプレーなどは、サージ対策専用コンセントを経由することで、落雷やブレーカー復帰時の電源トラブルを防げる確率がぐんと上がるというものだ。

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(次ページでは、「UPSの定番「APC RS 550」を使ってみる」)

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