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T教授の「戦略的衝動買い」 第323回

20mmボディーに3つのフィルターを内蔵した極薄レンズを衝動買い!

2015年03月11日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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薄いボディーに3種類のフィルターを内蔵!

 「フィルターレンズ」の名前の通り、本体には24mmF8.0のレンズに加えて、ダイヤル回転で簡単に切り替えることのできる3種類のフィルターとレンズカバー機能がインテグレートされている。

ノンインテリジェントなフィルターレンズなので、レンズなしレリーズをオンにしてシャッターを切れるように設定することが必要だ

ノンインテリジェントなフィルターレンズなので、レンズなしレリーズをオンにしてシャッターを切れるように設定することが必要だ

 今回のフィルターレンズは、オートフォーカスレンズのようにレンズ部分とカメラ本体との間で最適値を求めるデータ通信などを行なうことがない。それゆえ、フィルターレンズをX-T1に取り付けても、カメラ本体側でレンズ装着の認識をしないので、標準設定ではシャッターを切ることができない。

 フィルターレンズ装着時にもシャッターを自由に切るには、カメラ本体側の設定メニューで「レンズなしレリーズ」を「オン」にして、レンズが装着されていないように見えてもシャッターを切ることができるように再設定してやることが必要だ。

このダイアルを回転させて3つのフィルターと単なるレンズカバーを選択する

このダイアルを回転させて3つのフィルターと単なるレンズカバーを選択する

フィルター選択リングを回転させるとレンズカバー状態にもなる

フィルター選択リングを回転させるとレンズカバー状態にもなる

 フィルターレンズに内蔵された3種類のフィルターは「プロテクトフィルター」と「クロスフィルター」と「ソフトフィルター」の3種類。3つの切り替えはダイヤルを回してクイックに選択できる。

1番目のプロテクトフィルターを選択した状態

1番目のプロテクトフィルターを選択した状態

ごく普通のパンフォーカスレンズだけの撮影となる

ごく普通のパンフォーカスレンズだけの撮影となる

2番目のクロスフィルターを選択した状態

2番目のクロスフィルターを選択した状態

クロスフィルター効果が出た撮影が可能となる

クロスフィルター効果が出た撮影が可能となる

3番目のソフトフィルターを選択した状態

3番目のソフトフィルターを選択した状態

ボヤがかかったようなソフトフィルター効果の撮影が可能となる

ボヤがかかったようなソフトフィルター効果の撮影が可能となる

 そして、これらのフィルターと24mmF8.0のレンズの組み合わせで変化のある撮影を行なうことができる。回転動作で切り替えできる3種類のフィルターの中間位置には何もない部分があり、その部分は単にレンズを保護するレンズカバーとして機能することになる。フィルターレンズの取り付け/取り外しは普通のXマウントレンズと同様の方式だ。

次ページへ続く、「スマップシューターにはおすすめ!

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