凸版印刷は3月3日、同社の電子配線印刷技術を用いたフレキシブル電子ペーパー商品として「レール型電子棚札(ESL:Electronic Shelf Label)」を試作したと発表した。
同社のプリンテッドエレクトロニクス(電子配線などを印刷で作る技術)を用い、プラスチック基板上の薄膜トランジスタアレイを形成したもの。サイズは約横幅900×高さ30mmで、部分的ながらカラー化されており、上端と下端にある緑と赤でエリアカラーを表示する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアの商品棚の品名/価格表示向けで、商品棚の前面にレイアウトできるため余分なスペースを取らず、かつ曲げることもできる。2017年度の実用化を目指して開発を進めるという。
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