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Adobe Photoshop Elementsが付属し、写真編集なども楽しめる

欲張りたい人に最高のPC! 4K液晶搭載の「Inspiron 15 7000」 (2/3)

2015年02月22日 12時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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迫力の4K液晶! 高級感あふれるアルミボディー

高級感のあるアルミ削り出しの筐体を採用している

 Inspiron 15 7000は、筐体にアルミの削り出しを採用し、エッジ部分はダイヤモンドカットにより丸みを帯びたデザインとなっている。高級感のある落ち着いた仕上がりで、様々な利用シーンにマッチしそうだ。

前面、背面には特にインターフェースを備えないシンプルなデザイン

左側面には電源コネクター、HDMI出力端子、USB 2.0端子、コンボジャックを備える

右側面にはセキュリティースロット、USB 3.0×2、マルチカードリーダーを搭載

 本体サイズは幅377.8×奥行き261.2×高さ19.9mm(概算値)、重量は約2.11kg(3セルバッテリー装着時は2.06kg)と、従来モデル(幅379.4×奥行き254.8×高さ22.2 mm、最小重量約2.6kg)よりも薄く、軽くなっている。特に、性能をアップさせつつ重量面で約500gものスリム化を実現しているのは注目すべきポイントだ。実際に持ってみると「このスペックでこの軽さか」と思うほどの重量で、非常に驚いた。ノートPCとしては大型ではあるものの、持ち運びも不可能ではないだろう。

ディスプレーは15.6型4Kタッチパネル。Corning Gorilla NBT Glassを採用しており、擦傷にも強い。せっかくの4K液晶にタッチして傷をつけるのは怖い……なんて人は意外と多いかもしれないので、この配慮はありがたい

 このPCの最大の特徴でもあるディスプレーは、15.6型のグレア タッチパネルで、Inspironシリーズとして初めて4K液晶を搭載している。解像度は3840×2160ドットとなり、高精細な写真・動画の編集にうってつけだ。タッチ操作を想定して耐擦傷性を向上させたCorning Gorilla NBT Glassを採用し、強度面でも安心して利用できる。写真の補正などに利用してみたところ、作業領域も広く、発色も鮮やかで、編集の効果がいつも以上に表れているような楽しさを感じた。もちろん4K動画コンテンツの視聴にも対応しているため、高精細な映像を楽しみたい人にもオススメできる。

キーボード部分。テンキーがないのでゆったりした配置となっており、パームレストも広い

 キーボードはテンキーなしのアイソレーションタイプ。このクラスの大型ノートPCだとテンキーが採用されるケースも多いが、あえてオミットしたことにより、キーの配置には余裕が感じられる。エンターキー・シフトキーがやや小さめだが、一番端に配置されているため、筆者の場合は押し間違いなどはなかった。タッチパッドは信頼性の高い、同社のモバイルワークステーションと同一のものを採用している。パームレストは広く取られており、長時間の利用でも手の負担を軽減してくれるのがありがたい。

 外部接続端子は、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI端子、マルチカードリーダー、コンボジャック、セキュリティースロット。無線規格はIEEE 802.11ac、Bluetooth 4.0に対応している。光学ドライブと有線LANコネクターは非搭載のため、利用したい場合は別途外付けのアダプターを用意しよう。有線LANコネクターがないのはやや残念な気もするが、その分高速な無線通信の運用でカバーしたい。

画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements」、および動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 13」が標準で付属する

 また、ソフト面で特筆すべきなのは、画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements」、および動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 13」が標準で付属する点。プリインストールではなく、PC起動後にダウンロード形式で提供される。PCさえ購入すればコンテンツの制作に取りかかれるという手軽さは、写真や動画編集に力を発揮するGraphic Proシリーズの製品ならではだろう。

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