台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭 25」が、1月31日、2月1日の2日間に渡って開催された。
花博爭艷館へと会場を移して開催された「Fancy Frontier 開拓動漫祭 25」。これまでの会場に比べて公共の交通機関からアクセスが良くなったこともあり多くの来場者が訪れていた
これまで国立台湾大学総合体育館で開催されてきた同イベントだが、今回の第25回から会場をMRT淡水線の圓山駅に隣接するイベントホール「花博爭艷館」に移転した。
MRT圓山駅の目の前に広がる同会場に移ったことで、公共の交通機関でのアクセスが格段に向上し、例年になく多くの来場者が訪れていた。
会場となった「花博爭艷館」は、1フロアでこれまでの台湾大学体育館の2フロア分よりも広くなった。そのため、サークル参加が抽選ではなくなり、申し込んだすべてのサークルが参加できるようになった。日本からの参加サークルもざっと数えただけでも50近くあった。
開場直後には入場待機列がMRT圓山駅までできたため急遽、花博公園に列が作られていた
花博公園には綺麗なカフェなど飲食店もあるため、頭を悩ませていた昼食問題も解消!
来場者の増加に加えて、主催者側も初めての会場ということもあり、一般参加者の入場が手間取ったため、午後になっても入場待機列が残ってしまったほか、サークルの購入待機列の動線整形でも混乱が見られた。とはいえ、今回の経験を踏まえた会場設営や運営体制を構築することで、今後は円滑な運営が行われることに期待したい。
新会場の広さは、東京ビッグサイトのホール1つ分程度。1フロアになり参加者にとってはうれしいかと思いきや、購入待機列を作るスペースが少なく、会場内は大混雑となっていた
会場から1時間を過ぎても一向に減らない入場待機列
日本のイラストレーターや声優などが登場するステージも健在! 写真は2日目に行われた井上麻里奈さんのステージ
有名コスプレイヤーによるワークショップといった新しい試みも
コスプレ広場は会場の外の花博公園全域
台北松山空港が隣接しているので、写真のように飛行機をいれた写真も撮影可能。「マクロス」シリーズや「ストライク・ウィッチーズ」などの飛行機ものとの相性は良さそうだ
年々増加傾向にあるコスプレサークル。今回は20近いサークルが参加しており1ブロックがコスプレ島となっていた
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