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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」第32回

スマホからの利用率が急増中!

SUUMO首位もお気に入り不在? 不動産サイトシェア

2015年02月09日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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 『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
 そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。

今回は不動産サイトのシェアなどを見ていこう

 進学、就職、結婚など、人生の節目に付き物なのが、引越しとそれに伴う物件探しだ。物件探しには不動産サイトを利用している人も多いだろう。不動産サイトの利用状況はどうなっているのだろうか。サービスごとのシェアと、利用されている端末などを見ていこう。

主戦場は冊子からウェブに移行中

 まず代表的なサイトの紹介から。「SUUMO」はリクルートの不動産・住宅サイト。かつての「住宅情報」ブランドが一新してSUUMOとなった。冊子版として、無料新築マンション情報誌「SUUMO新築マンション」(旧「住宅情報マンションズ」)などがある。

 アパマンショップ運営の「アパマンショップ」には、執筆時現在126万885件の公開物件が掲載されている。以前は賃貸情報誌「賃貸情報アパマンショップ」が販売されていたが、2013年に休刊している。

 「いい部屋ネット」は大東建託の業務委託でいい部屋ネット事務局が運営しており、掲載物件数は執筆現在で244万件。賃貸情報誌「いい部屋ネット」も発行されている。

SUUMOアパマンショップいい部屋ネット

 不動産情報はかつては雑誌等の紙媒体で得るものだったが、近年では不動産サイトへと移行している。

 なお、社団法人首都圏不動産公正取引協議会の「インターネット不動産情報サイトに関するアンケート調査報告書」(平成20年12月)によると、売買及び賃貸の物件が掲載できるサイトが初開設されたのは平成8年(1996年)であり、不動産サイト自体はかなり古くからあるサービスのようだ。その後、平成19年には不動産サイトは31サイトにまで増えている。

SUUMO、アパマンショップが人気

 インターネットコムとNTTコムリサーチ調べの、不動産サイトに関する調査(2014年9月)によると、全体のうち47.2%と約半数が、戸建て、アパート、マンション、シェアハウスなどの物件を検索したことがあった。それら利用者のうち、実際に不動産サイトで見つけた物件に住んだことがある人は26.5%と約4人に1人だ。

インターネットの不動産サイトのうち、次のどのサイトを見たことがありますか?(トップ10を抜粋)
順位 サイト名 シェア
1 SUUMO 56.9%
2 アパマンショップ 43.7%
3 いい部屋ネット 36.5%
4 HOME'S 34.3%
5 CHINTAI 32.5%
6 Yahoo!不動産 27.3%
7 レオパレス21 24.8%
8 athome 16.8%
9 マイナビ賃貸 11.2%
10 オウチーノ 7.0%

(インターネットコム/NTTコムリサーチ調べ)


 利用者に、閲覧した不動産サイトを尋ねたところ、以下のような順番になった。SUUMO(56.9%)、アパマンショップ(43.7%)、いい部屋ネット(36.5%)、HOME'S(34.3%)、CHINTAI(32.5%)、Yahoo!不動産(27.3%)、レオパレス21(24.8%)、athome(16.8%)ほか。

 ただし、お気に入りの不動産サイトがあるか聞いたところ、あるという回答はわずか19.0%に留まり、ないが81.0%となった。お気に入りの不動産サイトがある人たちに聞いたお気に入りランキングは、トップがやはりSUUMO(41.1%)、そしてHOME'S(20.0%)、Yahoo!不動産(12.6%)、アパマンショップ(10.5%)の順。

 全体にSUUMOの健闘が目立つ結果となった。お気に入りサイトがないユーザーが8割以上という結果は、必要時しか利用しない不動産サイトという特性もあるかもしれないが、やはり各社とももっと満足度を上げていく必要はあるだろう。

訂正とお詫び:初出時、表の一部に誤りがありましたので、訂正しました。(2015年02月09日)

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