性能も普通のゲーミングPCとさほど差異なし
リビング革命! 小型SteamPC「ALIENWARE Alpha」でTVをゲームPCに (3/4)
2015年02月02日 15時59分更新
性能も普通のゲーミングパソコンとあまり差異なし
試用機は、最上位の「ALIENWARE Alpha プラチナ」だ。Core i7-4765T(2.0GHz)、8GBメモリー、2TB HDDを搭載。GPUは、カスタムメイドのGeForce GTX GPUを採用している。ここからは、ALIENWARE Alpha プラチナの性能について紹介しよう。
まずは、Windows エクスペリエンス インデックスを「WIN SCORE SHARE」を使用して計測した。プロセッサが7.8、メモリが7.8、グラフィックスが7.9、ゲーム用グラフィックスが7.9、プライマリディスクが5.9という結果だった。
プライマリディスクが若干低めではあったが、そのほかは基本高めだった。特に、ゲームプレイの快適さを左右するグラフィックス、ゲーム用グラフィックスは普通のゲーミングデスクトップよりやや劣るが、あまり差異のない高めの結果となった。「PCMark 8」では、「Home accelerated」で3884という結果だった。こちらもゲーミングデスクトップと比べるやや低めだが、ALIENWARE Alphaのサイズでこれだけのスコアがでるのはうれしい。
総合的な3D性能を計測する「3DMark」では、DirectX 11相当の性能を計測する「Fire Strike」が3695、DirectX 10相当の「Sky Diver」が11591、「Cloud Gate」が14246という結果だった。Fire Strikeのスコアはやや低めだが、そこまで悪くはない。高い性能が必要な海外ゲームは最高画質でのプレイは厳しいかもしれないが、できなくはないといったところ。国内のゲームであれば問題なくプレイできるだろう。
続いて、ALIENWARE Alphaの3Dゲーム系のベンチマークを計測した。なお、全てのベンチマークにおいて、解像度は1920×1080ドットで、グラフィックス設定は最高品質に設定している。
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.10」の結果は、12177で「すごく快適」。「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」のスコアは6120で「とても快適」だった。「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」のスコアは5780で、ランクAという結果だった。
フルHDの最高画質でこのスコアであれば、様々なゲームを快適にプレイできるだろう。また、Steamで販売されている「METAL GEAR SOLID V : GROUND ZEROZ」をフルHD解像度に設定してプレイしてみたが、ストレスなくサクサクプレイできた。
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