Google Japanは29日、インターネットのコンテンツをテレビで利用するためのプラットフォーム「Android TV」を日本で提供開始し、「Android TV」を搭載した端末「Nexus Player」を2月下旬から発売すると発表した。この端末を利用すれば、テレビがインターネットテレビとなり、テレビ通販とネット通販を1つのテレビで連動させることも可能となる。
Nexus Playerは、動画・映画・ゲームなどのインターネット上のコンテンツをテレビ画面で利用できるメディアプレイヤー。YouTube の動画やGoogle Play やHuluなどのアプリの動画をテレビで視聴できる。対応予定アプリは「Hulu」「ビデオマーケット」「Hot Pepper Beautyヘアスタイルカタログ」「料理サプリ」など。
リモコンは音声検索にも対応しており、話しかけて見たい動画を検索することができる。Google Castにも対応し、Android ・iOS搭載のスマホやタブレットでコンテンツを転送させて利用することも可能。「Nexus Player」の価格は1万2800円(税別)。全国のワイモバイル取扱店で、2月下旬から販売する予定。オムニチャネル戦略の一環として、自社アプリを対応させるなど、通販業界がどのように活用していくのか注目が集まる。