(株)富士経済が19日発表した国内市場調査「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2014-2015 市場編」によると、通信販売(物販)の2013年の市場規模は前年比113.8%の7兆7634億円で、このうち7割がEC市場だった。
同調査では通販市場を形態別(カタログ、テレビ、ラジオ、EC、その他)と、商品カテゴリー別(食品・産直品、アパレル、生活雑貨など)に分類し、各市場の現状を分析して今後を予測している。
2016年は通販市場が10兆5352億円となり、そのうちECが8割を占めると予測した。ECのうち、スマートフォンサイト経由の市場規模は、2013年に1兆円を突破した。ネットスーパー市場は、2013年が前年比119%の916億円となり、2015年には1000億円を突破すると予測した。