「SAS Visual Analytics」をIIJ GIOクラウドで提供、データ活用を支援
SASとIIJ、ジールが中堅企業向けのクラウド型アナリティクス
2015年01月14日 14時00分更新
SAS Institute Japan、インターネットイニシアティブ(IIJ)、ジール(ZEAL)の3社は1月14日、クラウド型のデータ分析/可視化により中堅企業の経営を支援する「クラウド・アナリティクス・ソリューション」の提供で協業することを発表した。セルフサービス型アナリティクス/BI製品「SAS Visual Analytics」をクラウド型で提供し、経営に関わるデータ活用を支援する。
同ソリューションではSAS Visual Analyticsと、その性能を最大限に引き出すよう設計された「IIJ GIO」の専有型クラウド環境、さらに「Greenplum Database」「Hadoop」を組み合わせて提供する。加えて、収集したデータの活用にあたり、KPI決定から効果測定まで一連のサイクルをZEALが支援する仕組み。これにより、新たにデータ活用に取り組む顧客や、ビッグデータを使った高度な分析/予測/統計解析に取り組む顧客を支援し、広く中堅企業のアナリティクス活用ニーズに応えるとしている。
提供価格(税別)は、本番環境が初期費用475万円から、月額費用が30万円から。また、実証検証環境(POC環境、最大2カ月間利用可能)は150万円から利用できる。