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ただいま資金募集中!

Dropboxが使える「ワープロ」待望の登場 「Hemingwrite」クラウドファンディングKickstarterに登場

2014年12月13日 09時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 パソコンは3年も経てばただのゴミ、タイプライターは20年経っても現役。タイプライター専門店の上客がそんな言葉をつぶやいていたそうだ。確かにOSやソフトのバージョンに依存するパソコンは数年経てばお払い箱だが、タイプライターは紙とインクさえあれば何十年も現役でいられる。

 古き良きタイプライター文化を現代に復活させるべく、電子ペーパーを使って再発明しているのが「ヘミングライト」(Hemingwrite)だ。米デトロイトのベンチャーが開発し、今年10月にも話題を集めていた。現在クラウドファンディングで開発資金を募集中。25万ドル(約2969万円)の募集金額は2日間で達成した。

 ディスプレイに電子ペーパーを使うため、バッテリー持続時間は4~6週間と長い。インターネットにつなげば、DropboxやEvernote、Google DocsやiCloudeと文書データを同期できる。Wi-Fiにつなぐボタンは「ON」「OFF」のつまみで切り替える。キーボードはチェリーMX製メカニカルキースイッチを採用している。

 本体サイズは幅約25×奥行き約20×高さ約6cm。重量は約1.8kgで、MacBook Air 13インチより500gほど重い。予価は499ドル(約5.9万円)。Kickstarterでは369ドルの出資から入手できる。出荷開始は来年9月から。


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