
ミニマルデザインの3Dプリンター「FLUX」は499ドル(約5万7000円)の出資で手に入る 写真:Kickstarter
年末だからかっこいい3Dプリンターを買おう。立体の年賀状やクリスマスカードなんて悪くない。(はがきのサイズと重さを超えると第一種郵便物扱いになる。念のため)
デザインと機能で買うなら、台湾のスタートアップが開発中の3Dプリンター「フラックス」なんてどうだろう。フラックスは開発資金をKickstarterで募集しており、499ドル(約5万7000円)の出資で入手できる。総出資額は14日時点で、募集額10万ドルに対して52万ドル(約6019万円)超と大人気だ。
フラックスの特徴はモジュール式であるところ。「3Dプリンター」「3Dスキャン」「レーザー彫刻」と複数の種類に分かれた立方体型のプリントヘッドのようなモジュールがあって、モジュールを交換するだけでそれぞれの機能が使えるようになっている。レーザー刻印入りのスマートフォンケースもお手のものだ。
サイズは幅10.4×奥行き11.8×高さ21.7cmとコンパクト。スマートフォンとBluetoothでペアリングして操作するため、よけいなボタンがなくデザインはシンプルだ。インテリアとしてサマになるかもしれない。
現在3Dプリンターの単価はおよそ5〜6万円、フラックスの値段はまあ平均的だ。しかしモジュール式という新たなコンセプトが気に入ったら比べられるものは他にない。言い忘れていたが、発送予定は2015年7月だ。今から出資すれば「来年の」年賀状には間に合うだろう。

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