モダンなアナログ腕時計と見せかけてスマートウォッチ iPhoneにつながる「nevo」クラウドファンディングIndieGoGoに登場
2014年12月21日 07時00分更新

スマートウォッチ「nevo」。発売時の希望小売価格は199.99ドル(約2万3900円) 写真:nevo
スマートウォッチなんて名前がついているからって、別に変わった形にする必要はない。オーソドックスで素朴なデザインの腕時計に最新機能がついていた、そちらのほうが驚きは大きい。
nevoは、一見するとごく普通の腕時計にしか見えないスマートウォッチだ。エタ(ETA)社のムーブメントを積んだ腕時計にスマートフォンとのペアリング機能をつけ、加速度センサーで歩数データを測ってスマホに送信したり、スマホへの着信を腕時計への振動で伝えられるようにした。
現在クラウドファンディングのIndieGoGoで開発資金を募集中で、出荷予定は来年3月。発売時の希望小売価格は199.99ドル(約2万3900円)とのこと。当初の募集金額5万ドルを4倍近くも超え、21万ドル(約2510万円)以上の出資が集まっている人気投資商品だ。
歩数やカロリー消費量などの目標値をスマートフォンのアプリに設定しておけば、達成率をLEDの光で腕時計の文字盤に表示。腕時計から取得した行動データは「アップル・ヘルスキット」「グーグルフィット」など各社ヘルスケアアプリとも連携できる。
ケースは薄さ12.5mm、ケース径は40mm。ガラス面にはサファイアガラスをあしらい、軽い水泳などにも耐えられる5気圧防水機構を備えたという。デザインは白・黒・シャンパンゴールドの3色で展開、ストラップはボタン1つで取り外して交換可能になっている。
バッテリーは通常のムーブメント用、スマートウォッチ機能用の2種類を使用。前者は5年以上、後者は半年以上持つといい、簡単にバッテリーを交換できるツールも順調に開発中とのこと。
写真:IndieGoGo

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