1024段階の筆圧検知をサポート
ワコム製スタイラス対応! 2-in-1タブレット「ARROWS Tab WQ1/S」オススメの構成は? (2/5)
2014年12月12日 10時00分更新
高級感ある筐体に高機能を凝縮
富士通の「ARROWS Tab WQ1/S」は、直販サイト「富士通WEB MART」限定で販売されているタブレット端末。先に挙げたように、最小構成時で7万4131円から(富士通WEB MART価格、クーポン適用時、2014年12月11日現在)と手頃な価格で購入できるのが大きな魅力だ。ベースとなっているのは10月より販売されているカタログモデル「ARROWS Tab QH」シリーズで、「ARROWS Tab WQ1/S」選択注文時にディスプレイの種別やストレージ容量、キーボードの種類などを用途や予算に合わせて選べるのがポイント。オススメの構成については後で詳しくチェックするとして、まずは「ARROWS Tab WQ1/S」の基本的な特長を見ていくことにしよう。
筐体はグレーとブラックが基調になった高級感のあるデザインで、タブレット単体の質量は約680gとなっている。10.1型のタブレットとしては重すぎず軽すぎずといったところだが、手に持ったときの重量バランスがよいため長時間使用する場合でも腕が疲れにくい。本体背面には適度な凹凸感のある3Dテクスチャが施されており、見た目だけでなく触り心地もいい。
また、本体側面は少しくぼみのついた凹型になっており、机の上に置いた本体を持ち上げるときに指を引っかけやすくなっている。地味ではあるが、細部まで使いやすさが考慮されているのは好印象だ。
OSは、Windows 8.1 with Bing(64bit)版を採用している。またCPUは4コア/4スレッドのインテル Atom Z3795(1.59GHz/バースト時最大2.39GHz)を搭載する。メインメモリーは4GB固定で、ストレージは64GBか128GBのフラッシュメモリを選択できる。
「ARROWS Tab WQ1/S」で選択できる ストレージの種類 |
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ストレージ | 64GB/128GB |
解像度はWUXGA(1920×1200ドット)、
10.1型ワイドIPS Alpha液晶ディスプレイ
ディスプレイは、10.1型ワイドのIPS Alpha液晶で、解像度はWUXGA(1920×1200ドット)。一般的なフルHD液晶(1920×1080ドット)より縦方向の表示エリアが少し広くなっており、画面のアスペクト比が紙の書籍により近いため、電子コミックスなどを読む際にムダな余白が少なくなるのはうれしい。
なお、「富士通WEB MART」では光沢液晶(フルフラットファインパネル)か非光沢液晶(ノングレアパネル)のどちらかを選択できるほか、電磁誘導方式デジタイザー対応の有無を選ぶことも可能。デジタイザー対応を選べば1024段階の筆圧検知機能を持つワコム製の専用スタイラスペンが付属するが、デジタイザー非対応を選ぶとペンは付属しない。
ちなみに、デジタイザー非対応を選ぶと後から専用スタイラスペンを追加購入してもペン入力機能は使用できないことを覚えておこう(汎用的な市販の静電容量方式のスタイラスペンは使用可能)。
「ARROWS Tab WQ1/S」で選択できるディスプレイの機能 | |
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液晶パネル | フルフラットファインパネル(グレア)/ノングレア |
デジタイザー | 静電容量方式+電磁誘導方式デジタイザー対応/静電容量方式 |