SIMロックフリーのiPhone 6 Plusを買ったのなら、海外で現地SIMを使いたい! と意気込んで、フランスからイギリスに移動しました(パリでの購入記はこちら)。
まず、ロンドンについて驚いたのはフランスの空港で買ったSFRのSIMが国際ローミングに対応していて、Vodafoneにキャリアが変化していたこと。出鼻をくじかれた感もありつつ、目についたVodafoneのショップに入りました。
イギリスでは、プリペイドのことを「Pay as you go」と言うのが一般的だとあとから知ったのですが、そんなのは特段関係なく、簡単に買えました。
プリペイドSIM購入に至る会話
私 「iPhone用のプリペイドSIMカードが欲しいんだけど」
店員 「アンロック?」
私 「はい、アンロックのiPhone 6です」
店員 「クール!」(ガッツポーズをされる)
私 「インターネットだけではなく、電話とSMSもしたい」
店員 「どのタイプにする? 150分の通話と500MBで10ポンド、それとも500分の通話と2GBで20ポンドがあるけど?」
私 「安い方で!」
購入するSIMのタイプが決まったら、私のしたことといえば自分のiPhoneを出してサイフを開いただけです。身分証明書やパスポートの提示なども何もありません。
Vodafoneの店員さんは私からiPhoneを受け取ると、当たり前のようにアクティベートからAPNの設定など利用に必要な作業をすべて済ませてくれたのです! 「10分ぐらいに使えるようになるよ!」と言うと、笑顔でさよなら。
通信キャリアのショップでプリペイドSIMを買うと、開通までめちゃくちゃ楽wwwwと、張り詰めていた緊張が一気に切れました。
さて、フランスのプリペイドSIMは日数単位だったのですが、イギリスは従量制が一般的のようです。
同時期にイギリスのヒースロー空港でThreeのSIMを購入した知人の場合は、300分の通話、3000通のテキスト(いわゆるSMS)、4G通信で20ポンド。アメリカ、オーストラリア、フランスで利用可能。期限は最後に使用してから30日。アメリカ在住で、フランスにも旅をする予定の知人にはピッタリ。また、日本でWi-Fiルーターをレンタルした場合の金額、充電しながらの利用を考えたら、断然、現地SIMの利用をお勧めしたいです。
今回、2ヵ国でプリペイドSIMを購入して感じたことは、購入障壁が日本より低いこと。パリもロンドンもSIMの販売しているショップは、観光客が行くエリアにはほぼあるので、興味がある方はぜひ試してください。