せっかく大きくなったiPhoneを
クルマの中で便利に使いたいんだ!
5.5型になって、画面が大きく見やすくなったiPhone 6 Plus。スマホをカーナビ代わりに使っている人は多いと思うが、iPhone 6 Plusは大きくなったために、それまで使っていた車載ホルダーに入らなくなったのではなかろうか。筆者もそのひとり。画面の大型化でカーナビや地図が見やすくなったというのに、車内に設置できなくては意味が無い。
それでは、いったいどんなスマホホルダーがクルマにピッタリなのか? と、iPhone 6 Plusが発売されてからモンモンとしていたので、この際だからと自腹でテストしてみた。
車載ホルダーと言っても種類はたくさんあるので、今回はタイプ別に絞ってチョイスした。また、あくまでもスマホ&ファブレット用のもので、タブレット用のホルダーは扱っていない(またの機会をお楽しみに)。
スマホ設置はオマケ?
小物トレータイプ
全体的に粘着性のあるがあり柔らかい小物トレーに、軽く差し込んで使うタイプ。かなり粘着力があり、ちょっとやそっとでは剥がれないので安心。むしろ剥がすときが大変だったほど。そして、スマホを置く部分はかなり余裕があるのでさまざまなモデルが置ける。実売価格は約600円。
iPhone 6 Plusもフリップケースをつけたまま置けた。しかし、スマホを支えている面積が小さいので、iPhone 6 Plusだとどんどん重みで倒れてきてしまい、数分後には完全に外れてしまった。ただ、路面の振動で外れることはなかったので、スマホのサイズによっては十分使えるだろう。5型以上は厳しそうだ。
あくまでも小物入れがメインでスマホスタンドはオマケという扱いのようだ。
小物トレーとしては非常に優秀で、お札や小銭を無造作に置いても飛び出ることはなかった。デメリットとしては、トレー全体に粘着性があるので、ホコリなどが付きやすいこと。丸洗いすれば元の粘着力に戻るらしいが、すぐに汚れるのはいただけない。
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シンプル構造だが装着が大変
アームなしタイプ
上海問屋からつい最近発売された「DN-11401」。フレキシブルに動くのはホルダーの部分のみというシンプルな構造だ。吸盤は粘着性で、台座がなくても固定できる。粘着力も手伝って、かなり強力に固定できる。また、コンパクトなのでクルマのダッシュボード上の視界をあまり妨げないのもうれしい。価格は上海問屋の通販サイトで1499円(税別)。
iPhone 6 Plus対応を謳っているので、たしかに装着できるのだが、ホルダーを目一杯広げてやらないといけないので取り付けが大変だったりする。余裕をもって使えるのは5型以下のサイズだろう。ホルダー部分もゴムなのですべりにくいし、ネックの部分は自由に角度を変えられるので、見やすい角度で設置できる。
6.4型(Xperia Z Ultra)まで対応と書かれているが、正直厳しいのではなかろうか。
