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フリルが初のTVCM開始、CtoC成長企業の新戦略とは?(2)

2014年10月30日 07時20分更新

記事提供:通販通信

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テレビCMではファッション面も訴求

 前回、フリルの安全面の取り組みを紹介したが、ファッションにもこだわりを見せる。フリルは女性限定で、出品は洋服やバックなどのファッション関連の商品のみ。「CHANEL」「EMODA」など、ブランドのカテゴリもある。ファッションのこだわりを映像化したのが、同社初のテレビCM(10月31日~11月24日まで放送予定)だ。

 CMには現在フジテレビで放送中のドラマ「ファースト・クラス」に出演する沢尻エリカさん、シシド・カフカさん、篠原ともえさん、田中美麗さんの4人を起用。CMでは「ファッション大好きな仲良し4人が、着る機会が減った服を、共感してもらえる人に譲る(売る)」というフリルのイメージを表現している。

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 CMはフリルの認知度向上やダウンロード数拡大に加え、ファッション面のイメージを強化する目的もある。同社の堀井翔太社長は「5カ月以内に100万ダウンロードを上乗せしたい」としている。放送期間やドラマ「ファースト・クラス」の出演者を起用している点などから、ドラマとの相乗効果を狙っているとも考えられる。ドラマの視聴率増加ともに、ダウンロード数も飛躍的に伸びるかもしれない。

 また、31日からCM放送と連動したキャンペーンを実施。「Fril」アプリのキャンペーンページにあるツイッターボタンからツイートした人の中から抽選で、CMの衣装をプレゼントする。プレゼントする衣装は、誰でも応募できるものと、フリルユーザー限定のものがある。

■フリマアプリ フリル TVCM「クローゼットランウェイ篇」(15秒)

フリルが初のTVCM開始、CtoC成長企業の新戦略とは?(1)

つづく

(山本 剛資)

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