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Appleスペシャルイベントを振り返る - iPad Air 2と5K iMacが登場、iOS 8.1、Apple Payも

2014年10月28日 23時00分更新

文● 鈴木淳也(Junya Suzuki)

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薄型化に加え、大幅に進化した「iPad Air 2」

 後半はハードウェアのパートだ。まずクック氏がiPad単体でライバルのPCメーカーのPC販売台数を大きく凌駕している点を紹介し、このiPad新製品ラインとしてさらに薄型化した「iPad Air 2」を発表した。

そして話題はタブレットへ。iPadはすでに台数ベースではライバルメーカーのPCを年間ベースで大きく追い越しているという

 とかく6.1mmという薄さが強調されているiPad Air 2だが、ハードウェア的にはカメラ機能やプロセッサーの大幅強化に加え、ネットワーク通信の高速化、ディスプレイの反射低減による屋外での視認性の大幅向上と、デザインを踏襲しながらも前モデルからの差異が非常に大きくなっている。海外ではiPadをカメラ代わりに利用している風景を良く見かけるが、屋外利用の快適化と相まって、このカメラ機能の強化は大きなアピールポイントになるだろう。

 Touch IDにも対応し、サードパーティアプリでの認証利用やApple Payでの利用が可能になった。ただしiPadでは現行モデルでセキュアエレメントやNFCアンテナを搭載していないとみられ、Apple Payによる支払いはアプリ経由のオンラインショッピングに限定されている。

前回、iPad Airが初めて発表された際は、この机の上の鉛筆に手をかけると、iPad Airが奥から出現するというビデオが紹介された。これが意味するのは「iPad Airは(奥に隠れて見えないくらい)鉛筆よりも薄い」ということで、その象徴として鉛筆が中央にフィーチャーされていたわけだ

今回紹介されたビデオはこれをモチーフに、やはり中央に出現した鉛筆をレーザーで少し削り取っていく様子が続き、最後に削られた鉛筆の向こう側から「iPad Air 2」が出現するという演出になっている

クック氏が手に取るのはiPad Air 2の実物。側面方向を観客席に向けて「これでもまだ見えるかな?」と薄さを強調するジョークを飛ばす

iPad Air 2の厚みは6.1mm。iPad Air比で18%薄くなっているという。スライドは、これがどれくらい薄いかを端的に示したもので、iPad Air 2を2台重ねた厚みが初代iPadを同じという

薄さの秘密のひとつはディスプレイ部の改良にある。iPhone現行モデルではお馴染みのインセル方式を採用して、液晶とタッチセンサー、表面のガラスの隙間を排除し、ひとつのユニットとしている。これにより太陽光の反射低減効果が期待できるほか、さらに反射低減加工を加えることで、屋外での視認性が大幅に向上するメリットがある

製品の詳細はフィル・シラー(Phil Schiller)氏が紹介。プロセッサーはA8Xを採用。全体にグラフィック性能を重視している点が特徴で、さらに専用のシグナルプロセッサー採用で高解像度での動画処理を高速化している

継続的に動作するセンサーを制御するため、コプロセッサーとしてM8も搭載している

カメラ機能が大幅強化されており、新センサー搭載でiPadでもiPhone並みの画質の写真撮影が可能になっている。スローモーション撮影やTimelapse、セルフバーストまで、iPhone 6/iPhone 6 Plusで対応した新撮影機能の数々が利用できる

IEEE 802.11acへの対応や150Mbps LTE対応モデルなど、ネットワーク接続が大幅に高速化している

iPadシリーズもついにTouch IDに対応。Touch ID対応のサードパーティアプリの利用のほか、対応アプリの代表的存在であるApple Payも利用できる。ただしiPadのApple Payは店舗支払いには対応せず、アプリ内での支払いに限定される

iPad Air 2の特徴をまとめたところ

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