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CEOドリュー・ヒューストン氏とCOOデニス・ウッドサイド氏が来日

Dropbox CEO「まだまだこれから」 日本支社規模拡大も

2014年10月23日 17時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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DropboxのCEO兼創業者のドリュー・ヒューストン氏が来日した

会社としても今、わくわくしている時期

 米DropboxのCEO兼創業者のドリュー・ヒューストン氏と同社COOのデニス・ウッドサイド氏が来日し、Dropbox Japanカントリーマネージャーの河村浩明氏とともに記者向けの説明会を実施した。

 まずヒューストン氏が挨拶。「会社としても今、わくわくしている時期。来日してからの数日のスケジュールもタイトですが、ここ1年くらいサービスのローンチやオフィス開設などがあり、本当に忙しく過ごしていました」など近況を語るとともに、「現在全世界に約3億人のユーザーがいると推察されるDropboxですが、世界のインターネット総人口は約30億人。まだまだ、これからだと思っています」とDropboxの普及率に言及した。

Dropbox、中小企業にぜひ使って欲しい

COOのウッドサイド氏。Googleでモトローラ・モビリティの買収を統括後、モトローラ・モビリティのCEOに就いていた経歴を持つ。Google入社以前はコンサルティング大手のマッキンゼー・アンド・カンパニーで多国籍のクライアント向け経営企画、戦略プロジェクトを担当

 COOのウッドサイド氏は「米サイクル関連アパレルメーカーの『アンダーアーマー』などはDropboxをデザイナー同士のやり取りや製造拠点とのデザインの共有に使ってくれています。コンシューマー向けのサービスとして始まったDropboxですが、最近ではビジネスの領域にも積極的に進出しています」とした上で、「日本は、従業員500人以下の中小企業が全企業の99%を占め、労働者総人口の70%程度は中小企業に勤務していると聞いています。Dropboxは、経費や時間の節約が重要な中小企業に適したサービス。実際、『共有』機能の利用率は全世界で日本がもっとも高いですし、日本という市場には期待しているんです」と述べた。

 また、「Onedrive」や「Google ドライブ」、「Evernote」「SugarSync」といった競合サービスが多く、低価格で大容量のオンラインストレージを提供し始めるサービスも出てきている現状をどう感じているか? という質問に対しては「iPhoneって、スマートフォンとしては高いほうですけど、皆さんiPhoneを愛用していますよね。それはユーザー体験が優れているからだと思います。Dropboxも同じで、ユーザーの使い勝手を第一に考えている。信頼性や速さ、インターフェースのシンプルさから、選択してくださる方が多いのではないでしょうか」と回答した。

Dropbox世界で3番目の日本支社、目標は?

Dropbox Japanカントリーマネージャーの河村浩明氏。サン・マイクロシステムズ、シマンテックでそれぞれ代表取締役社長を務めた後、現職

 シマンテックの元代表取締役社長で、今年9月のDropbox Japan設立とともにカントリーマネージャーに就いた河村氏は、「シマンテックに務めていた頃、知人から『Dropboxって、セキュリティー的にどうなの?』ときかれることが多かったんです。その話を大学生の息子にしたら、『今さら何言ってんの? Dropboxなんて皆使ってるよ』と言われて、それで私も使い始めたんですよね。

 今のIT業界って、個人利用から中小企業利用へ、中小企業の後大企業に、という流れがトレンドになっていると思います。コンシューマライゼーションですね。Dropboxもその典型です。当面はビジネス分野も含めて、知名度を伸ばしていくことがDropbox Japanの目標。まずは広告かな」と今後の展望を語った。なお詳細は明かされなかったが、Dropbox Japanでは今後スタッフの雇用、規模の拡大を予定しているという。

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