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横浜シーサイドラインで10月より駅構内Wi-Fi実証実験を開始

NEC、ネットワーク配線不要な「Wi-Fiアクセスポイント付き照明」

2014年10月17日 17時44分更新

文● 行正和義

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Wi-Fiアクセスポイント付き照明(左:特注モデルのためLEDランプ3本)、駅構内設置イメージ(右)

 日本電気は10月17日、省エネ推進とWi-Fiネットワーク構築を同時に実現でき、電源/有線ネットワークの配線が不要な「Wi-Fiアクセスポイント付き照明」を発表した。12月より販売を開始する。

 LED照明設備にWi-Fiアクセスポイントを一体化した装置で、アクセスポイントはLED照明の電源から給電、ネットワークは別途用意するWi-Fi基地局(無線LANルーター)を経由してWANに接続する。

Wi-Fiアクセスポイント付LED照明による無線LAN構築

 駅など公共施設の省エネ化とWi-Fi化が同時に施工でき、初期導入コストは7~8割に抑えることが可能になる。また、緊急地震速報機器と連動させることで、照明の点滅や色の変化で警報を告知させることも可能。

 アクセスポイント設置には電波到達範囲や干渉などの検討が必要となるが、NECでは本製品の設置にあたって同社のノウハウを活かした事前設計支援も行うという。

 LED照明は直管LEDタイプ(LDL40、選択可能)×2灯(下面開放型)で、埋め込み型/半埋め込み型が用意される。10月より横浜シーサイドラインの新杉田ー金沢八景の各駅に設置して実証実験を行い、時間や天候の変化における電波状態の確認を行う。

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