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”次のスマホ・タブレット”が分かる! 部材や充電が熱いCEATEC 2014

2014年10月09日 11時00分更新

文● 林佑樹(@necamax

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NLTテクノロジー
ザラザラした感触を自在に再現する、触覚ディスプレイ

 NLTテクノロジーでは、タッチパネルやディスプレーを展示していた。ユニークなのは、独自開発の触覚提示技術を採用した触覚ディスプレイで、指定した位置の静電気力を変化させて摩擦を変動させ、ザラザラした感触が得られるというもの。従来から触覚提示機能を備えたものはあるが、NLTテクノロジーのように特定の位置だけ刺激を与えるものはなかった。

 タップには非対応だが、ドラッグすると急にザラザラするため、操作性やリアリティの向上をアピールしていた。スマホゲームのソフトウェアコントローラーによさそうな技術である。

触覚ディスプレイのデモ機。カメさんをなぞるとザラザラする。またカメさんは常時移動しており、それに追従してザラザラするポイントが変化するのも分かるというもの

触覚ディスプレイの解説パネル

100視点に対応、裸眼3D+アイトラッキングで高精細描画

 裸眼3D表示技術「HxDP」(Horizontally x times Density Pixels)、視点を高精度で検出するアイトラッキング技術、3D画像処理エンジン「TR3i-2」(Truly Realistic 3D Imaging)を組み合わせたアイトラッキング3Dのデモもあった。裸眼3Dの場合、正面から少しズレた位置から見ると違和感を受けやすかったが、そこをアイトラッキングを組み合わせ、TR3i-2が任意の視点数に対応した画像生成と視差制御を行ない、ユーザーの位置に合わせて描写を変化させる。

 ななめから見た場合は3Dというよりはほぼ2Dで、リアルタイムに描画を切り替える技術という認識でよさそうだ。また、横に動くと画面もそれに従って少し動くため、プチOculus Rift感覚でもあった。Kinectを使用していたので、ゲーム用として出てこないものだろうか。

アイトラッキング3Dのデモ機。裸眼3D技術HxDPと3D画像処理エンジンTR3i、Kinectで構成されている。TR3i-2は、100を超える視点から見た画像を生成可能

写真は大きく体を横にズラしてみたところ。それに合わせて描画が変化している。写真だと2D画面のままなので無念

アイトラッキング3Dの解説パネル

パネルが濡れていたり、手袋を着用していたりする状態でも操作できる「Wet & Glove」技術のデモ用ディスプレイも展示。これは供給するメーカーから要望があったとのこと。もちろん防水スマホ用にだそうだ

デモ機では霧吹きで微細な水滴が付着した状態でも誤タップなく行なえた

ローム
USB接続で最大100Wの電力供給

 最後に、面白そうなものをチラッと掲載しておこう。USB接続で最大100Wの電力供給が可能という、ロームの「USB Power Delivery」(USB PD)トランシーバーICだ。USB PDは2012年に策定され、CEATEC 2013でもロームブースで展示されていたので、知っている方もいるはずだ。

ロームにあったUSB Power Delivery(USB PD)トランシーバーIC。USB接続で最大100Wの電力供給が可能になるというもの

USB Power DeliveryトランシーバーICの解説パネル


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