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アスキー・ジャンク部リターンズ 第66回

見た目はインパクト大。では、中身はどうか

色が黒っ! マクドナルド「イカスミバーガー」のお味は?

2014年10月08日 18時03分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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マクドナルドの「イカスミバーガー」。うん、黒いですね

 ハロウィンといえば、毎年10月31日に行われるお祭りだ。もともとは秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払うという宗教的な意味合いのある行事だったが、現代においては魔女やお化けに仮装して「トリック・オア・トリート!」と子どもたちがお菓子をねだる風習が有名だろう。日本でもすっかりおなじみになり、クリスマスと並ぶリア充御用達イベントになりつつある。

 マクドナルド各店でも、ハロウィンをテーマにした商品を販売するキャンペーン「マクドナルド ハロウィン」が10月8日から行なわれている。その一環として発売されたのが、「イカスミバーガー」だ。価格は370円。

パッケージには魔女があしらわれている。バンズ以外は割と普通のバーガーといった印象

 “黒魔女がハンバーガーにいたずらをしたら?”をイメージして開発されたというよくわからないコンセプトだが、なんといっても黒ゴマを使った黒いバンズが最大の特徴。このところ経営が芳しくないとウワサされるマクドナルドの黒字化をイメージしたもの……ではないと思う、さすがに。

開けてみるとフライドオニオンがびっしり。これが味の決め手? 一方名前の由来になったイカスミソースは一番下にあり、ぱっと見ではなかなかわかりづらい

 2枚のビーフパティ、チェダーチーズ、フライドオニオンがサンドしてあり、チポトレ(燻製にした唐辛子を原材料とする香辛料)ソースと、イカスミのコクが加えられたイカスミソースの2種類で味付けしてある。そう、イカスミが使われているのはここである。

食べるのはやっぱりアスキー・ジャンク部のコジマ。ハロウィンについて尋ねると「もともとケルト人のお祭りなんです、彼らの1年の終わりは10月31日で……」と聞かれてもいないのによけいな話を始めるという、異性にウケない典型のような男である

 食べてみた感想だが、可愛らしいパッケージとは裏腹に、ガツンと味の濃いバーガーだ。チポトレソースとイカスミソースでしっかりと味付けされており、フライドオニオンの香ばしい風味と合わさって、「塩からいかも」と感じる人もいそうなほど。ビーフパティが2枚なのもあいまって、なかなか食べごたえがある。

 ただ見た目の強烈さと比べると、確かに味は強いものの「えっ」と驚く要素はないため、ある意味拍子抜けするかもしれない。決して完成度が低いわけではなく、外見の割にはまともな味のバーガー……とでもいえばいいだろうか。

 ちなみに、ハロウィン限定のホワイトバンズで作られたカマンベールソースが組み合わされているチキンフィレオ、「カマンベール チキンフィレオ」(370円)も8日から発売されている。あわせてチェックされたい。

 というわけで、今日のジャンク部はマクドナルドのイカスミバーガーでした。ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした

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