au→auは旧プラン/新プランを選択可
新プランはデータ定額を細かく選べる
つづいてはauユーザーの例。au版iPhone 5/iPhone 5sユーザーの料金イメージとともに、iPhone 6に移行した場合の料金を紹介する。
(税抜) | 現在au版iPhone 5/5sユーザー | au→auでiPhone 6に機種変更 | |
---|---|---|---|
旧プラン | 新プラン | ||
基本使用料 | LTEプラン | LTEプラン | 電話カケ放題プラン |
934円 | 934円 | 2700円 | |
ISP料金 | LTE NET | LTE NET | LTE NET |
300円 | 300円 | 300円 | |
パケット 定額 |
LTEフラット (月7GB) |
LTEフラット (月7GB) |
データ定額5 (月5GB+1GB※1) |
5200円
(最大2年) |
5200円
(最大2年) |
5000円 | |
合計 |
6434円
(最大2年) |
6434円 (最大2年) |
8000円 |
通話定額 | 1~21時のau宛通話 | 国内通話定額 | |
その他コストなど | 2000円(事務手数料)、iPhoneの買取あり |
※1:最大13ヵ月適用
auでは旧プランのまま機種変更が可能なので、現在au版iPhone 5やiPhone 5sを利用しているユーザーがプランを変えずに機種変更すれば、料金も変化はない。au版iPhone 4Sユーザーでも多くのケースで金額自体は変わらないはず。
ただし、どのキャリアでも同じだが、キャリア内で機種変更をした場合は、新規/MNP時と比較して「毎月割」による割引額が減額される(詳しくは2ページ目で)。auの場合は端末の実質価格が約1万4000円ほどアップする。
新プランにすると料金は高くなるように見えるが、ここには国内通話の音声定額が含まれている。また、新プランではデータ定額を選択可能なのもドコモと同じ。ただし、月3GBのデータ定額があるのは現在はauだけだ(他キャリアは月2GBの次は月5GB)。
(すべて税抜) | au「カケホとデジラ」 | ||
---|---|---|---|
基本プラン | 2700円 | 電話カケ放題プラン | |
ISP料金 | 300円 | LTE NET | |
データ定額 | 2GB | 3500円 | データ定額2 |
3GB | 4200円 | データ定額3 | |
5GB | 5000円 | データ定額5 | |
8GB | 6700円 | データ定額8 | |
10GB | 8000円 | データ定額10 | |
13GB | 9800円 | データ定額13 |
また新プランで契約しても、再度旧プランに戻ることも可能(指定のデータ定額を利用する限り、「毎月割」も適用)。まずは自分が、普段どの程度の音声通話やデータ通信を利用しているかをチェックするところから始めてほしい。
au内で機種変更する場合は旧端末を下取り
金額もなかなかオトクなレベル
au→auの機種変更をするユーザーには、それまで利用していたau版iPhoneを買い取る「下取りプログラム」が用意されている。金額は以下のとおり。下取りは1ポイント1円(税込価格)で新しく購入するiPhone 6の端末代金に充当できる。金額は2度に渡って、増額されており、現在は以下の価格だ。
au→au機種変更時の旧iPhone下取り価格 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone 4s | iPhone 5 | iPhone 5c | iPhone 5s | |
16GBモデル | 2万3000円相当 | 3万2000円相当 | 2万4000円相当 | 3万1000円相当 |
32GBモデル | 2万3500円相当 | 3万3000円相当 | 2万5000円相当 | 3万2000円相当 |
64GBモデル | 2万4000円相当 | 3万4000円相当 | ― | 3万3000円相当 |
特にiPhone 5は2度の増額によって、量販店や携帯専門店の買取価格と比べても高額な水準ではないだろうか。端末に破損や画面の割れなどがなく、正常に動作していれば買い取ってもらえるので、うまく活用したいところだ。
ドコモへのMNPでは旧iPhoneの高額買取も
つづいてはauから他社にMNPするケース。ソフトバンクへは前ページで解説したように、旧プランではホワイトプランの基本料(月934円)が最大2年間無料またはTポイント2万ポイント、新プラン「スマ放題」では、Tポイント1万ポイントまたは、通信料から934円×10ヵ月が割り引かれる「のりかえ割」、それに加えて、さらに旧端末を下取りする「のりかえ下取りプログラム」も利用できる。
(税抜) | 現在au版iPhone 5/5sユーザー | ドコモのiPhone 6にMNP | SBのiPhone 6にMNP | |
---|---|---|---|---|
旧プラン | 新プラン | |||
基本使用料 | LTEプラン | カケホーダイプラン | ホワイトプラン(i) | 通話し放題 |
934円 | 2700円 | 0円(最大2年) |
1766円(10ヵ月) /2700円 |
|
ISP料金 | LTE NET | spモード | S!ベーシックパック | S!ベーシックパック |
300円 | 300円 | 300円 | 300円 | |
パケット 定額 |
LTEフラット (月7GB) |
データMパック(月5GB+1GB※2) | パケットし放題フラット(月7GB) | データ定額パック 標準(月5GB+1GB※2) |
5200円
(最大2年) |
5000円 |
5200円
(最大2年) |
5000円 | |
合計 |
6434円
(最大2年) |
8000円 |
5500円 (最大2年) |
7066円(10ヵ月) /8000円 |
通話定額 | 1~21時のau宛通話 | 国内通話定額 | 1~21時のSB宛通話 | 国内通話定額 |
その他コストなど |
5000円(転出手数料+新規手数料) または1万4500円(解除料必要時) |
|||
旧iPhoneの下取り | 旧端末の下取り | 上記の10ヵ月割引、旧端末の下取り |
※2:最大13ヵ月適用。
ドコモへのMNPだが、音声定額付きの新プランしか契約できないのはすでに説明したとおり。また、それまで使っていた旧iPhoneを下取りするプログラムも用意されている。
下取り価格については以下の表のとおり(下記金額は10月31日まで)。たとえば、iPhone 5sならば4万円前後になり、このときに付与されるドコモポイントは、iPhone 6の購入に利用できる。さらに購入時に端末を持ってこなくても、後日郵送してドコモポイントを受け取ることも可能だ。
もっともドコモは、auやソフトバンクのようにMNPでの加入時に基本使用料無料などのキャンペーンはないので、そのぶんも下取り価格に含まれていると考えた方がいいだろう。
ドコモにMNP時の旧iPhoneの下取り価格 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone 4s | iPhone 5 | iPhone 5c | iPhone 5s | |
16GBモデル | 1万9440円相当 | 2万8080円相当 | 3万4560円相当 | 3万8880円相当 |
32GBモデル | 2万520円相当 | 3万240円相当 | 3万6720円相当 | 4万1040円相当 |
64GBモデル | 2万1600円相当 | 3万2400円相当 | ― | 4万3200円相当 |
iPhone 3GS、iPhone 3G | 1万1000円相当 |
さらにドコモ→他社→ドコモというように、以前ドコモで契約していた電話番号で再度ドコモにMNPで転入する場合は、「おかえりボーナス」として、解約時にあったドコモポイント相当額に加えて、端末代金が1万800円割り引かれるキャンペーンも、同じく10月31日まで展開される。
(次ページでは、「現在ソフトバンク版のiPhoneユーザーの場合」)
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