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最新Bluetoothスピーカーのベストチョイスはコレだ! 第4回

置く場所がなければ壁掛けで! 変り種Bluetoothスピーカー3機種

2014年08月29日 17時00分更新

文● 海上 忍

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 Bluetoothスピーカー特集の最後を飾るのは、ちょっと変わった使い方のできる製品。どれも見た目がかなり独特だが、それだけでは終わらない。

 スピーカーを置く場所がない部屋で壁掛けができたり、聞こえにくいテレビ音声の補助スピーカーとして利用できたり、見た目とは裏腹に迫力のある音楽を再生ができたりと、凝った工夫が魅力だ。

壁掛けできるBluetoothスピーカー
ハーマン「JBL Spark」

壁にかけると部屋全体に広がるような音空間を楽しめる「JBL Spark」

壁にかけると部屋全体に広がるような音空間を楽しめる「JBL Spark」

筆者のチェックポイント

  • ここが○:壁に吊り下げて設置できる。机にも置ける自由さがいい
  • ここが△:電源ボタンの反応がいまひとつで、強く押し込まなければならない

 スピーカーの設置場所といえば、机やテーブルといった台の上が相場。しかし、実際に置こうものなら、家族からジャマ者扱いされることが少なくない。

 台の上はテレビやPC、白物家電やインテリアなどライバルがひしめく激戦地でもある。スペースの制約が厳しいなかでも定位置を確保できる場所といえば……そう、「壁」だ。

 ここに紹介する「JBL Spark」(実売価格1万5000円前後)は、壁掛け対応のBluetoothスピーカー。付属の吊り下げ用フックを壁に取り付け、そこへ円錐形ボディーの上部にあるシリコン製パーツをひっかければ固定でき、40mmフルレンジ×2の迫力あるサウンドを楽しめる。

付属の金具を壁に取り付け、そこへ円錐形ボディーの上部をひっかけると固定できる。周囲のシリコンがクッションの役割を果たすため、壁に伝わる振動は少ない

円錐形ボディーの上部には付属の壁掛け用金具をひっかけるシリコンアームを搭載。周囲のシリコンがクッションの役割を果たすため、壁に伝わる振動は少ない

電源オン/オフと音量調整は、ケーブルの中ほどにあるリモコンで操作する

電源オン/オフと音量調整は、ケーブルの中ほどにあるリモコンで操作する

もちろんデスクトップに置いてもOK。グリルを取り巻くシリコンに2つの突起があるので、その部分が接地面となる

もちろんデスクトップに置いてもOK。グリルを取り巻くシリコンに2つの突起があるので、その部分が接地面となる

 クリアホワイトのボディーは圧迫感が少なく、シャワーヘッドを思わせるデザインは意外なほど周囲に溶け込む。振動も周囲のシリコンにより吸収されるため、思いのほか目立たない。

電源プラグは白だが、ケーブルは赤なのでちょっと目立つ

電源プラグは白だが、ケーブルは赤なのでちょっと目立つ

 ただし、電源ケーブルは太めのレッドでかなり自己主張が強いため、コンセント近くに設置するかDIYで乗り切りたい。

 エンクロージャは1基だが、スピーカーユニットは40mmフルレンジが2基搭載されており、独自の音響処理技術によりワイドな音場をつくり出す。天井近くの壁に取り付ければ、部屋全体に広がるような音空間を楽しめるはずだ。

JBL Sparkの主なスペック
エンクロージャ方式 密閉型
連続再生時間 ――(AC駆動)
最大出力 7W×2
NFC対応 ×
マルチペアリング 非公開
マルチポイント 非公開
対応コーデック SBC
本体サイズ 直径180×奥行160mm
重量 520g

(次ページに続く、「テレビ向けスピーカー パナソニック「SC-MC20」」)

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