薄さ8.95mm、重さ600g弱の軽量な本体でありながら、ThinkPadブランドならではの堅牢性とパフォーマンスを確保した注目のタブレット「ThinkPad 10」が登場した。1ヵ月ほど前から編集部でも試用させてもらっている。
薄型軽量を維持し、大画面を獲得
レノボ・ジャパンは過去にThinkPadブランドのタブレットとしては10.1型の「ThinkPad Tablet 2」(関連記事)や8型の「ThinkPad 8」(関連記事)などをリリースしているが、スペックはThinkPad 8に近く姉妹機、ほぼ同じ画面サイズのThinkPad Tablet 2の後継的な位置づけとなる。
ThinkPad 10はBayTrail世代のAtom Z3785(1.49GHz)を搭載。ThinkPad 8のAtom Z3770(1.46GHz)よりクロック数が若干高いが世代は共通。サイズこそ違え、液晶ディスプレーの解像度も1920×1200ドットと同等だ。一方、画面の大型化にもかかわらず、薄さはほとんど増えていない。ThinkPad 8の8.8mmに対して8.95mm。重量も600g以下で、このクラスのWindowsタブレットとしては格段に軽い部類となるだろう。
共通点の多いThinkPad 10とThinkPad 8。しかしその差はもちろん画面サイズの大小だけではない。余裕のあるフットプリントを生かし、標準搭載のメモリー容量が4GBに倍増したほか、9月16日にはソフトバンク回線を利用したLTE対応モデルも登場する予定だ。
バッテリーも高容量化しており、駆動時間が大きく延びた。充電時間を早めるためにACアダプターが変更となっているがここは賛否両論ありそうなところ。従来のMicro-USB接続でもThinkPad用のコネクターでもない専用コネクターとなるが、小型軽量であるし、充電時間の速さは机と会議室、そして取材先を行き来する筆者のような使い方では重要である。
USBの最大10Wに対して、36Wと余裕のある容量となり、100分で80%の充電が可能になるという。USB給電は小型の充電器が増えていることを考えると便利ではあるが、3時間で80%というのはやはり少し長すぎる印象がある。個人的には歓迎したいポイントとなる。