パイオニアは、DJ向けアナログターンテーブルの新製品「PLX-1000」を発表した。9月上旬発売予定で、予想実売価格は8万円前後。
モーターとターンテーブルを直接つなぐ「ダイレクトドライブ方式」を採用するのが特徴。モーターは高トルクな仕様となっており、スタートボタンを押してから0.3秒で定速回転に達する。
トーンアームの内部にはゴムチューブを採用することでハウリングを抑制。また、抑振性を高めるため、筐体の上部に亜鉛ダイキャストを、下部に厚さ9mmの振動抑制素材を採用。さらにインシュレーターのダンパー部分にゴムとバネを搭載する。
プロのDJにヒアリングすることで最適な操作レイアウトを実現。±8%、±16%、±50%の3段階でテンポを調整可能なテンポコントロールを装備する。
このほか、電源ケーブルと音声ケーブルは脱着が可能。RCA端子は同社の高級オーディオブランド製品「TAD」でも使用されている、金メッキが施された削り出しパーツを採用する。